まんが日本昔ばなし/「子投げ潮」

438 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/27(木) 18:07:42
日本昔話でも鬱展開なのが多かったなぁー

海に近い山の中に若い母親と乳飲み子が住んでいた。
父親は猟師だったが、山の事故で死んでしまっていたので
母親の仕掛けた罠で、僅かな小鳥を捕って何とか生きていたものの
食べ物が足らず、乳飲み子のための乳すら満足に出なくなってしまい
思い余った母親は禁を破って、乳飲み子を抱えて山から下りて海辺に行った。
村では猟と漁の者ははっきり分かれていて、お互いに侵さない掟があった
ものの、若い母親が海辺で捕るくらいは・・と、漁師たちも見て見ぬふりを
してくれたので、母親は乳飲み子を砂浜に寝かすと引き潮の浅瀬で
魚を獲ろうとしたが、素人の母親に捕まる魚などおらず
「何とか獲らなければ赤子が飢える」と必死の母親の前に
美味しそうな大きな二枚貝が見えて、思わず手を出したところ
突然貝が母親の手を挟んで閉まり、母親は動けなくなってしまった。
海の者なら誰もが知っていて手を出さない危険な貝(大きなシャコ貝?)だったが
山に住んでいた母親はその事を知りませんでした。
猟師が異変に気がついた時には既に遅く
母親も赤ちゃんも満ち潮に溺れで死んでしまいましたとさ。

子ども心になんちゅー展開やねん!と、印象残る話だった。orz


439 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/27(木) 18:33:11
>突然貝が母親の手を挟んで閉まり、母親は動けなくなってしまった。
貝を持ち上げたらいいんじゃね?

442 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/27(木) 18:52:41
シャコガイ(オオシャコガイ)ってこんなん↓だよ。
ttp://www.scc.u-tokai.ac.jp/sectu/sizensi/collect/shell/oosykgi.html
女の力で持ち上げるのは無理かと。