ルワンダの涙

12 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/09(水) 18:53:08
実際にあったルワンダ大虐殺を映画にした「ルワンダの涙」
以下あらすじ。

アフリカのルワンダに英語教師として来ている白人男性と、白人老神父が主人公。
ルワンダ国内には主に2つの部族がいて、政治的に対立しているんだけど民間人レベルでは普通に暮らしていた。
ある時、大統領が乗った飛行機が墜落する。
大統領側の部族Aが「敵対している部族Bの陰謀だ」と思い込み(本当にB族のせいなのかはわからない)、
敵対する部族Bを皆殺しにしようと煽り出す。
A族は暴徒化し、街でも何もしていないB族の民間人を撲殺し始める。
B族の人たちは、国連軍監視下の主人公達が勤める学校に避難してくる。
武装したA族に取り囲まれる学校。
国連軍がいるからA族は入ってこられないが、国連軍も民間人であるA族を攻撃することができない。
A族は学校の外で自分達を鼓舞する歌を歌っていたり、
A族の監視が緩いところから抜け出そうとした人達が撲殺されたりと緊張感は高まっていく。
そして、ついに国連軍に撤退命令が出る。
国連軍は白人は一緒に連れていくが、B族の人達は無理だと言う。
B族は「それならば撲殺は苦痛が大きいので、せめて子供達だけでも銃殺していってほしい」と頼むが、
国連軍は一般人を撃つことはできないとB族を見捨てて撤退してしまう。
国連軍の車が学校から出て行くと同時にA族が「作業開始!」と叫びながら学校になだれ込んでくる。
最後に学校のB族の死体の山が映る。
ちなみに主人公の英語教師は国連軍と一緒に逃げて、老神父は学校に残り、
数人の子供達を逃がす替わりにA族に殺される。

この虐殺を生き残った人達が映画のスタッフとして参加してて、
スタッフロールに本人の名前と写真、親戚が○○人殺されたとか
家族の死体の下に隠れて生き延びたとかも紹介されてさらに鬱。
同じ事件を題材にした「ホテル・ルワンダ」って映画もあるけど、こっちは虐殺の描写もぬるめで最後に救いがある。


15 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/09(水) 19:26:48
>>12
キッツイな…
ほんと土人はなんでこうなんだ
そして国連軍はなんでハンパに撤退したし
何のための国連だし

17 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/09(水) 20:03:33
「暴徒化した一般市民」ていうのは
公権力が下手に手を出しづらいだけに厄介だよな…。

21 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/09(水) 20:23:11
>>15
つ【連合国】
最初からそのための組織ですが?、常任理事国の利権のため。
仏蘭西なんかすごいよ、フランス軍をコートジボアールに派遣して
「国連軍」の名の下に反仏行進に機関銃乱射w

78 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/10(木) 23:40:24
ルワンダの涙について。
原題は「シューティング・ドッグス」っていうんだよね。
犬を銃で殺すの。
連合軍の護衛も意に介さず、威嚇してくるフツ族。
頻繁に殺されるツチ族。
ツチ族は連合軍に、「なぜフツ族を攻撃しない?何のための銃だ?」と詰め寄る。
連合軍は「内政干渉はできない」と答える。
だから、連合軍は犬を撃つ。
殺された人間の死体を犬が食い漁るため、感染症を防ぐために。
「シューティング・ドッグス」っていう題名は秀逸だと思う。

しかし一番後味悪かったのは、ルワンダに残った白人の牧師さんが
子供たちを逃がそうとするんだけど、結局殺されてしまう。
殺したのは牧師さんと仲のよかったはずの青年。
青年はなんの感傷もなくさくっと殺してしまい、後は談笑。
やりきれない…

もいっちょ。
確かフツ族がツチ族の教会を襲って、強姦殺人するんだけど、
シスターだけじゃなくて牧師さんも犯されてたっぽい。
信心深い男性が犯されるなんて…


80 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/10(木) 23:44:31
教育もなにもないような場所でもしっかり肛門姦は受け継がれてるんだねえ

 

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