祖父の遺品
母方の祖父が倒れてしばらくして亡くなったんだけど、
祖母が一人暮らしになってしまうこともあり
海外暮らしだった叔母とその娘が急遽一緒に住むことになった。
長い間、祖父と祖母の最低限の荷物しかなかったのに
叔母は認知症が始まりかけた祖母が何も言わ ...
前を歩いていた女
携帯のカメラで写真撮られてダッシュですぐ横のアパートに入っていった。
自分も女で通り過ぎるといっても真横じゃなく距離あったし。
シャッター音がして振り返ったら手元が四角に光ってたし
携帯のカメラで間違いない。
不快 ...
お母さん待って
子供が「お母さん待って、お母さん待って」と言ってるのに、
母親は全然子供を見ないでスタスタ歩いてたんだけど、
子供が立ち止まり「お母さん、ちょっと待ちなさい」と言った途端、
ものすごい顔で振り向き、怒りで興奮しているようなハ ...
借り物破壊
俺もガキの頃、
友達から借りたセイントセイヤ黄金伝説にぶち切れて
部屋にあった鉄アレイで破壊したもの
その後、我に返って泣きながらお年玉貯金で新品買って謝って返したけど
その時の「こんなクソゲー新品で返されるぐらいなら他のお返しが良かったな・・・」 ...
すれ違い通信
私の部屋と隣のアパートの間は60cmぐらいの隙間しかなくて、
声が聞こえるし窓を開けたら挨拶もできるぐらい
その部屋にはA親子が住んでいて、それなりに仲が良い
月3ぐらいの頻度で、隣にBという恐らく子供が来ていた
顔は知らないんだけど、DSを部屋に置きっぱなしにし ...
小柄な
近寄って 大丈夫ボク?って声かけたら
小柄な酔っ払いのオッサンだった
無言でそそくさとその場を後にした
後味悪い
近所のおばさんのお父さんの話
しかし、元は渡来系の民族が多く住む
いわゆる「部落」だったらしい。
その渡来人の子孫で、広大な山や谷を持っていた地主が
近所のおばさんのお父さんだったらしい。
しかし昭和の後期になって、
その土地を売ってくれと不動産 ...
事故物件に住む
事故物件に3年ほど住んだ話です
大阪市内で部屋探してて不動産屋に行ったら安くていい部屋を紹介してもらえた
大阪市内の最寄り駅まで徒歩五分、ワンルーム、ユニットバス付きで
1ヶ月の家賃が共益費、水道代あわせて3万7 ...
埼京線の痴漢集団
JRの埼京線は痴漢で有名、その上そこにいる痴漢は
グループを組んで犯行に及んでいる場合が多いらしい。
グループ内で壁役、痴漢役、そして証言役等、担当を幾つかに分けていて、
もし痴漢役が事務所に連れていかれても証言役の人 ...
水商売の母親
母が子どもだった頃、水商売の片親の女の子がいたらしい。
その子はすごく優しい子だった。
しかし、当時は水商売も片親も世間体が悪く、
「あの子と遊んじゃダメよ」ときつく言われていた。
母も、その子から何かされたわけではないが、
親に逆らう ...