人懐っこい三毛猫
その猫はまだほんの赤ちゃんのとき、私の近所のおばあちゃんに発見された。
飼い主を探したものの、なかなか見つからなかったため、
結局はそのおばあちゃんが飼うことになった。
三毛は性格が穏やかで、
近所の人にも進んで寄っていくほど人懐っこい子だったので ...
妹にメロメロ
そいつのお父さんはエリート商社マンで、厳しい人だったんだけど、
年の離れた小学生の妹にはメロメロですごく可愛がっていた。
ところが、妹が難病にかかり長期入院を余儀なくされ、
父親は巨額の治療費を払うため、ますます仕事に打ち込んだ。280:本当にあった怖い名無 ...
心残り
その日は、家族で週末のショッピングに行っていた。
買い物帰りがちょうど昼過ぎの時間帯で、駐車場で荷物を積んだ後
「どうする?寿司でも食べてくか?」と同じモール敷地内にある回転寿司屋を父が指差した。
が、「え~?無駄遣いしなくても、お腹空いたなら軽くお蕎麦でいいじ ...
かまいたち
私は予備校みたいなところで助手をやってるんだけど
なぜか毎回同じ女の子と会うと
「かまいたち」が出来る(て言い方でいいのかな)ことがあった。
かまいたちっていうか長い傷が出来る。
何かに引っかかれたかのように。特に腕。
しかも長袖 ...
洋裁学校の先生とろう者
とある港町には、「そこを出ればどこでも務まる」というくらい
腕の良い先生(仮にAとしておく)がいる洋裁学校があったらしい。
ある時そこに、ろう者の女性が入学した。
いわく、家があまり裕福ではない上に自分には障害があるので、
手に職を ...
女教師への嫌がらせ
2年の時に国語を担当していたそこそこ若い女性教師がいた。
特別何か問題があった訳でもないが、
ちょっと厳しかった事もあり生徒からは嫌われていた。
せいぜい裏で陰口をたたく程度だったのだが、
ある時から一部の女子がその教師に対して嫌がらせを ...
ドラクエ
スライムとオオガラスを倒し続けてる知的障害者の話あったじゃん
小学生の頃これとまったく同じことをやってたんだよね
学校から帰ると毎日ずーっとスライムとオオガラスを倒し続けてた
(自分は知的障害はないし例の障害者とは別人ね)
...
初めての彼氏
高校生だったので、彼の私服が初めて見れるとwktkしていた。
一時間ほどして現れた彼。
なんと灰色のスウェットっぽいトレーナーに同じ色のズボン。
おまけに髪の毛がボサボサの粋を超えてバーバモジャみたいになってた。
まあ、何はともあれ初デートな ...
近所の動物好きの人
「植物って気持ち悪いわよね、物言わず伸びるんだものー」と言った。
何とその人、猫好きを公言しているのに
飼い猫がポンポン子猫産んだからって
生まれたばかりの子猫をダンボールに詰めて
沖合に持って行って投げ込んだらしい。 ...
別の生き物
自分達のグループが当たったのは「少年犯罪について」
調べてたら女子高生コンクリートが出てきて
グループ全員があまりの凄惨さに茫然とした。
そしたら他のグループの奴がやってきて
「は?何言ってんのwww
魔 ...