はだしの天使(さがわれん)
同じく自閉症児を扱った作品「光とともに」と、ほぼ同時期に連載が始まった。
「光と~」がフィクションであるのに対して
「はだしの~」は、実際に自閉症児の母親の育児日記が原作。
なので、当初は「光~」よりも評価は高かった。
(特に福祉関係者。 ...
キャラクタイムズ/第43話「文化祭 ~ムーン編~」(萬屋不死身之介)
lineのキャラクターの漫画なんだけどムーンが弄られキャラって位置付けで
それ自体は問題ないし寧ろ見どころなんだが
この話は文化祭の話で、ムーンが一人で出し物を考えて
準備なんかも気合い入れでやるんだけど
最初は強気で入場 ...
ゴーダ哲学堂/第19話「悲劇排除システム2」(業田良家)
近未来、人類は整形技術が発達し若々しく美形な体をずっと保つ事ができるようになった。
(ただし、みんなの顔や姿は段々似たり寄ったりになってくる)
顔はもちろん、体の悪いところは人工パーツや豚の内蔵で補い、決して老化する事はない。
ただし、脳の老 ...
ふたりは空気の底に(手塚治虫)
「ふたりは空気の底に」って出てたっけ?
既出上等だということなので一応書いてみる
冒頭で小さなグッピーの水槽と、
その狭い世界で愛し合って二人の巣を作ろうとするグッピーのオスとメスが映し出される。
しかし、その水槽に心無い ...
進学天使(九井諒子)
『進学天使』(初出は同人誌らしい)
天使みたいに翼が生えた少女と、ふつうの少年の話。
どちらも中学生。少女は翼を使って空を飛ぶことができる。
しかし、ふつうに生きていれば加齢で筋肉が衰えていくとともに飛べなくなってしまう。
周囲はそれを惜しんでいて、 ...
水妖(高橋葉介)
主人公の夢幻魔美也はオカルト的能力を持つ美青年。
ある日魔実也は旧友Aに頼まれて、喫茶店で婚約者A子に会った。
A子も、旧友の夢幻君と一度会うようにAに頼まれていた。
A子が言うには、Aは川面をじっと、思い詰めたような顔で見つめていたそうだ。
入水でも ...
奥さまはニューヨーカーシリーズ(島本真記子)
日本の駐在員の家族がアメリカに住む話
ある日、主人公である主婦が家の中を掃除していると
日本から宅配便の荷物が届く
荷物を入れようと配達員が家の中に入ろうとした途端
主人公は靴を履いたまま中に入ろうとするのを注意するが
配達員は無視す ...
幻の航海(高橋葉介)
この巻の主人公は「手の目」と呼ばれる、酒席に侍る女芸人。
主な芸は催眠術と幻覚と千里眼。
「手の目」は、数話前に知り合った財閥の若当主、見鬼(みき)聡に連れられて
豪華客船で旅行中。
(知り合った当時はまだ少年と少女で、先代の当主は跡取りを決め ...
さらば山中(玉井雪雄)
検索したら玉井雪雄のデビュー作らしい
冴えない中年サラリーマンの主人公・山中が会社の命令で
10歳前後の東南アジア系の少年を預かることになる(報酬つきだったと思う)
少年は不細工で小汚いが無邪気な子で、胸や腹に謎の手術の跡がある ...
ゴルゴ13/第201話「110度の狙点」(さいとうたかを)
サウジアラビアの国王顧問ザルマンの姪が
留学中のニューヨークで強姦された上殺される事件が発生、
ザルマンは復讐のためにゴルゴを雇い、
10日以内に犯人を見つけ出し処刑してほしいと依頼する。
しかし、犯人としてFBIに拘束されたのは、