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106 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/10(月) 22:40:40星新一で、私の声が聞こえますか?って話。

ある日村に嵐が来て、礼拝堂が押し流された。
後日礼拝堂のあった場所にいってみると、そこには深く大きな穴があっただけだった。
誰かが穴の中に叫んだ。
「私の声が聞こえますか?」
こだまも帰ってこなかった。
一人の少年が ...

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750 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/04(火) 15:46:44大石圭「アンダー・ユア・ベッド」

主人公の直人は敷石の裏の虫のような暗い日々を送っていた。
ある時にふと、大学時代に惹かれた千尋という女性の事を思い出す。
その女性が既に結婚し、夫と子供と共に湘南に住んでいる事をつきとめ、
直人はその近所に移り住み鑑賞魚の飼育販売の店を開い ...

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631 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/32(土) 21:50:16「荊の城」と言うミステリ小説。
何とかランキングで1位に選ばれたとか傑作ミステリと書いてあって、
本の分厚さから手応えのあるミステリだろうと読み始めた。

主役は最下層の町に住むスウという少女。
彼女の母親は犯罪者として絞首刑になり、今は同じ犯罪者仲間に養われている。

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573 名前:1 投稿日:2006/03/31(金) 21:46:16昔読んだ小説で題も作者も忘れたけど。

主人公は金持ちの奥さんがいたんだけど、その奥さんが病死する。
奥さんは痩せっぽちで胸がぺったんこで体つきになんの魅力もなく、
顔も目がちいさくて扁平でまったく美人じゃ無い。
主人公はそんな奥さんに飽き飽きしてたので死んでしまってせいせいした
くらい ...

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312 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/26(日) 23:24:41阿刀田高の「おとこ坂おんな坂」より「あやかしの町」

主人公は妻に先立たれた初老の男性。
友人に会うべく京都を訪れるが、その前に妻との思い出の寺を訪れる。
思えばひどく恐がりな妻だった。
幽霊やお化けの話が大嫌いで、息子が「僕が旅先で死んだら会いに行くよ」と言った時も

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838 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/18(土) 00:08:06怪奇小説集に載っていた海外作品で

ある画家(売れっ子ではないがそこそこ成功している)は、
ある日インスピレーションが沸いてスケッチ画を描く、画材は「死刑を宣告された男」・・
その男の姿は画家の全くの想像で描かれたが
我ながら惚れ惚れするような出来で、太った男が死刑を宣告され ...

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171 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/19(日) 13:52:27まだリア厨のころ、英語の教科書にのってた話。
うろ覚え。

場所は多分アメリカ。とある普通の家庭。
始まりはハロウィーンの数日前。
チャイムの音がして、お客さんかと思い奥さんがドアを開けた。
そこには乳母車に赤ちゃんの人形を乗せた、なんだか気味の悪い女の子がいた。 ...

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747 名前:1/3 投稿日:2006/02/13(月) 16:49:04オイディプスの刃 赤江瀑

主人公は三人兄弟の次男。父は資産家で刀の収集家、母は元調香師で今も趣味の範囲で香水を作っている。
父と母は再婚で、長男は父の、次男は母の連れ子、三男だけが二人の間の子供だった。
家には出戻りの叔母(父の妹)も同居していて、両親よりも兄弟達に口うるさかった。
毎年夏 ...

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576 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/12(日) 00:42:58小林泰三の短編

高地に行くほど時間の流れが早くなり、
低地にいくほど時間の流れが遅くなるという世界の話。
上の村から下の村を望遠鏡で見ると、
下の村の人はめちゃくちゃのろのろと行動してるように見える。
上の村の少年は、年に一回の祭の見物にやってきた
下の村の ...

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506 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/11(土) 04:07:07めちゃくちゃネタバレするが、イニシエーションラブっていう小説が後味悪い。

主人公の夕樹はマユという女性に一目で恋に落ちる。
夕がカタカナのタに見えるので夕樹はタっちゃんと呼ばれる事になる。
二人は愛を育み、やがて互いに童貞と処女を捨てる。
世界の中心で愛を叫ぶ状態の甘甘な描 ...