女ともだち(ルース・レンデル)
主人公(女)は男が苦手で毛深かったりして男臭い男が特に嫌い(だがなぜか既婚)。
旦那の友人だったか友人の夫だったかの男と知り合うんだけど、
なぜかこの男には嫌悪感がわかない。なぜ?
実はこの男には女装癖があった。男臭くない彼に好感を持 ...
itと呼ばれた子(デイヴ・ペルザー)
作者は忘れたが米国人で、確か事件の関係者か成長した本人だったと思う。
いかんせ、随分前に読んだのでしっかり思い出せないが、
米国で実際にあった事件を書いた物で、母親は息子に付けた名前を呼ばず
“IT”と呼び虐待を続ける。 ...
蕁麻の家(萩原葉子)
祖母と叔母が下品で嫌な人間で朔太郎の娘を散々いじめてて、
朔太郎は超ヘタレで全てにしらんぷり。すごい苦労の連続のキツイ小説。
朔太郎の妹への美しいエロい詩に感動してた身としては、
夢が壊れてしょぼんだった。556 名前:本 ...
阿部一族・舞姫(森鴎外)
帰国時に少女を見捨てるようなかたちになり少女は精神病になってしまう話。
しかもこれは歐外のほぼ実話で、少 ...
あらしのよるに(きむらゆういち)
何気なく立ち読み。
結構ありがちな結末だったと思うけど、それでも読んだ後で絵本だけで
止めておけば良かったと思ったよ……
映画は見てないんだけど、映画の結末も同じなのかな。12 名前:本当にあった怖い名無し 投 ...
失はれる物語(乙一)
貞淑な妻の元に、軍人の夫が手足聴覚言語機能一切無くして帰ってくるんだよね。
名誉軍人みたいな称号をもらって、最初は奥さんもチヤホヤされるんだけど
日が経つにつれて人々は自分たちのことを忘れていくし
奥さんは介護で溜まったストレスを、性欲として動け ...
芋虫(江戸川乱歩)
貞淑な妻の元に、軍人の夫が手足聴覚言語機能一切無くして帰ってくるんだよね。
名誉軍人みたいな称号をもらって、最初は奥さんもチヤホヤされるんだけど
日が経つにつれて人々は自分たちのことを忘れていくし
奥さんは介護で溜まったストレスを、性欲として動けない夫にぶ ...
生きている腸(海野十三)
医学生の吹矢は、刑務所病院から、死刑囚のものだと言う人間の腸をもらい受ける。
(もちろん普通なら犯罪だが、吹矢はそこの外科長の弱みを知っているらしい。)
ガラス管の中でリンゲル液にひたされた100センチばかりの腸は、
切 ...
厭な子供(京極夏彦)
主人公は妻と2人暮らし。
妻は以前流産したことから自立神経に支障を来たし些細なことで激しく夫をなじる
会社では気に入らない奴をいびって辞めさせる嫌な上司がいて今のターゲットは主人公と仲のいい同僚
上司に比較的気に入られながら何 ...
雨月物語(上田秋成)
何か小説にあったじゃない。山寺の徳の高い坊さんが、
美しい小坊主に夢中になっちゃって、猫かわいがり。
その小坊主が病気で死ぬと、悲観にくれて死体を愛撫し続けてるうちに、口づけしてしまい、
それから一口、二口と禁断の肉食地 ...