世界第2位(西川ジュン)
主人公はばい菌が目に見える。そのため美容や健康には人一倍気を使い、体を常に清潔に保っていた
ある日立ち寄った雑貨屋で、世界で何番目に清潔なのかを計ってくれる腕時計型の機械を見つける。
それを嵌めてみると、画面には1000番台の数字が映し出されてい ...
タイガーマスク(辻なおき)
報われないままアッサリ主人公が急死して尻切れトンボになり、後味が悪い。
孤児だった伊達直人は、悪役レスラー養成機関にプロレスの資質を見出され
メチャクチャな殺人トレーニングを受けて育つ。
そして虎の覆面をかぶったヒール ...
ガラスにはいった太陽(イリーナ・キルピチニコワ)
最初の方では、題名にふさわしく、ガラスに関するうんちくとか
その頃のイタリア(を舞台にした本だったと思う)の様子について
怖さのこの字もなかったのに……技術の発展が身を滅ぼした話も載ってました。
以下、うろ覚え ...
ゴールデン・デイズ(高尾滋)
大正時代にタイムスリップした少年と青年の話
少年は大正時代の祖父と外見がそっくりだったので、
時同じくして失踪してしまった若い頃の祖父と上手いこと入れ替わって衣食住を保証されたが、
青年の方は一人で大正時代をさまようことになる。
しかし、喫茶店の ...
ナルニア国物語(C.S.ルイス)
最初は冒険ファンタジーで、主人公の子供達が異世界で大活躍する話だった。
しかし最終話でいきなり異世界が崩壊する。
異世界の住人達は粛々と受け入れて、自分たちの国をあっさり捨てる。
伝説の獣に連れられて別世界へと喜んで移住してい ...
パンズ・ラビリンス
舞台はスペインの内戦時代。
主人公は妖精が大好きな少女。
少女は母親が再婚するために再婚相手の屋敷へと共に引っ越した。
その再婚相手は軍の大尉で、母娘は奥様とお嬢様になった。
しかし義父とそりが合わず、母も身重のため少女は一人 ...
ウミガメのスープ(ポール・スローン)
ある町に昔海で遭難し、死にかけていた時に
仲間から与えられた「ウミガメの肉入りスープ」で生き延びた老人がいた
老人はそのスープの味が忘れられずにいたが、ある日ウミガメのスープを出しているレストラ ...
饅頭
祖父はある日急に具合を悪くして救急車で病院に運ばれ、入院した。
それほど前兆症状は無かったが、長年の蓄積で肝臓や腎臓を結構やられていたらしい。
数日後、近所に住んでいた大叔父らが見舞いに寄って、饅頭を差し入れた。 ...
黒ノ十三
主人公は小学生(か中学生)の女の子。
どこかのゲーセンに不思議な占いゲーム機「ラミア」というのがある、とクラスの話題になっており
それは占いゲームという建前だけど何故か願いを叶えてくれる力があるという話。
主 ...
中国からの引き上げでの体験記集より
母親と幼い子供たち3人(6歳・3歳・乳飲み子)で逃避行中、
もう寒さと飢えで全員が限界状態にあったが、
それでも後ろからのソ連の侵攻軍に追い立てられながら
厳寒の中、赤ちゃんを背負い、二人の子の手を繋いで逃げる途中、
細かい事は忘れた ...