カンタン刑(式貴士)
殺人・強姦を繰り返した凶悪犯(主人公)にカンタン刑が下された。
カンタン刑とは1時間で終わる刑罰であるが、
死刑よりも重罪とされ、執行されるのは全世界でも初めてだった。
執行日当日、主人公は辺り一面にゴキブリが敷き詰められている部屋で目を覚ます。 ...
ウロボロスの偽書(竹本健治)
一応ジャンルはミステリとなってるが、3つの話が入り組んだややこしい小説
凶暴な殺人鬼が登場する章、ミステリ作家の竹本健治が登場する章、
芸者が主人公のミステリ短篇連作の章に分かれている。
そして竹本がその「ウロボロ ...
魚女房
日本むかし話もどきで見た沖縄だか奄美だかの昔話
魚女房とかそんなタイトルだったはず
若い漁師がある日、
見た事のない小さく美しい魚を釣り上げ、持ち帰って水瓶で飼い始めた。
その後、一人暮らしであるにも関わらず
漁から帰宅すると ...
十二国記/丕緒の鳥(小野不由美)
主人公たちは王国の上級裁判官で、ある連続殺人犯を裁くことになった
この男、一杯の酒代のために子供を殺しながら一切反省する様子を見せない冷血漢である
普通なら死刑に処されるのが順当なところだが、王国では人道から死刑が停止されている ...
十二国記/魔性の子(小野不由美)
主人公の少年は人間でなく、十二国で王を選ぶ麒麟という存在。
生まれる前に十二国から日本に流され、幼少期に十二国に呼び戻され、
そして諸事情でまた日本に戻ってきていた。
その際力の源の角を切り落とされ、 ...
牙の時代(小松左京)
主人公は、趣味の渓流釣りのため妻を連れて山奥の民宿に泊まった。
昨夜は雨だったから危ないと妻は渋ったが、やっと取れた休暇なのにと怒鳴り付けて宿を出た。
渓流では入れ食いだった。
大きなヤマメがどんどん釣れ、魚籠はいっぱいになった。
しかし、特別大きな一尾が牙をむき ...
怪しの晩餐(牧野修)
「怪しの晩餐(休題:記憶の食卓)」
・違法な名簿屋で働くなぜか炒飯が食べられない主人公「折原」は
ある日、一冊の名簿の14人の中に自分の名前を見つける
・その名簿のうち数人が死亡していることがわかり同僚の「美也」と名簿の人物を調べ始める
・調査とともに折原に ...
ヴラド3世
ルーマニア人の留学生がドラキュラ扱いされることに怒ってた
死刑は多かったけど、法律を厳しくすることで国を平和にし、
敵の死体を串刺しにすることでオスマントルコが侵略する気をなくさせたという
あっちでは英雄らしい
ヴラ ...
勝ったほうが正しい
あるところに動物が住んでる村があって、
その村には悪いキツネがいて悪いことばかりしてみんなを困らせていた。
被害を受けた動物たちがキツネを糾弾するとキツネは
「俺とサシの勝負をして勝ったほうが正しいということにしよう。」と提案した。
被害者サイ ...
Fate/EXTRA CCC
……の更に続編にあたるCCCが微妙に後味悪かったのでカキコ
ネタバレ注意
まず、物語を簡単に説明すると
FateExtraはオンラインのバーチャル空間が舞台
その続編のCCCでは、NPCの一人がバグって
他のプレーヤー ...