海贄考(赤江瀑)
年老いた主人公は17年間連れ添った妻と心中するために日本のあちこちを旅行していた。
自分達が貯めて来た金を使い切ってから二人で死ぬためだった。
二人が死ぬ事を決意した理由は、お互いへの愛情が無くなったから。
二人はとても愛しあった夫婦であり、二人で夫婦として生きて行くことが人生の ...
久本雅美
昨日テレビをつけたらドラえもんのスペシャル番組がやっていたから何となく見始めた。
途中、特設されたスタジオに待機した芸能人(久本や芸人、しょこたん)と
視聴者が ...
ひみつの花園(杜野亜希)
草木などの染色作家の女性が登場する。
桜染めは花びらではなく、桜の枝を使ってやる。
あとは散るだけの花びらにはもうなんの力もないが、
芽吹く前の桜の枝は細く切って重曹と共に煮れば、美しい桜色が出てくる。
なんか科学的な効果があって、一緒に煮る布に色が ...
ラストエンプレス/西太后
後宮に入った最初の頃は皇帝にあまり気に入られてなくて
初夜の後、皇帝の命令で側近達に精液を掻き出されて股間が血まみれになる描写があったり
皇帝に気に入られるために休暇を取って娼館に入り浸って、
座った体勢で尻の下に敷いた紙束をマンコの ...
選択間違い
昔の中国。
不老不死を得る為に仙人になりたいと願う青年が、霊峰に登り神仙に弟子入りを願う。
が、「不老不死など、才覚の有る者が100年修行した所でそうそう成れるものではない。諦めろ」
と言われてしまう。
どうしてもと食い下がる青年に ...
モデルケース
自分は中学時代学校が嫌で不登校がちになり、
当然勉強もやる気無かったので成績も悪く受験できる学校がなかった。
公立の底辺高校に親と担任の勧めるままに進学したのだが、
同じ学年にパッと見で障害があると分かる容姿で、他人の介助を必要とする障害と ...
なるたる(鬼頭莫宏)
主人公のシイナは自分の名前にコンプレックスがある。
漢字で書くと秕で、実らない種子・からっぽのものという意味がある。
そう名づけた母は現在別居中で、シイナは父と暮らしている。
物心つく前に母がシイナの首を締めたのが原因らしい。
こんな名前をつけ、首を締 ...
乗越駅の刑罰(筒井康隆)
一番生理的に受け付けなかったのは、青年?オッサン?が久しぶりに実家に帰る短編。
駅員に理由もなく怒られて村人や親にも意味もなく嘲笑されて、
殴られてぼこぼこにされて最後は猫を煮込んだスープ?を食わされる。
全編弾けていて胸がムカ ...
七瀬三部作(筒井康隆)
トラウマとはちょっと違うので、こっちのスレで。
1作目「家族八景」
主人公のテレパス・火田七瀬が、色々な家庭に入ってそこの家族の心を読み、
人間の汚い面をいっぱい見る。
で、自分の能力を明かすことができずに ...
名古屋アベック殺人事件
加害者:未成年男3人 未成年女2人 ヤクザの使い走り20歳一人の計6名
被害者:19歳と20歳のカップル。被害者女性は被害者男性をお兄ちゃんと呼んでいた。
・被害者男性を半殺しにし、男の目の前で被害者女性を輪姦
・被害者の処分に困ったために男は殺 ...