ゆめにっき
すごいあとわじ悪かった。
このゲーム、開始すると現実のある部屋からはじまって、
ドアからは鍵がかかって出られない。
ベランダには行けるけど何にもないの。
このゲームの目的は
眠ったときに行ける夢の世界を冒険してい ...
ベランダに締め出し
ある休み時間のこと、
一人の男子生徒Aがベランダに出てたんだ。
それを見たいじめっ子のBとCは面白がって、
教室の前と後ろにあったガラス戸に鍵をかけて閉めちまったんだ。
Aが入れてくれというのにBとCは聞く耳持たない。
それどころか ...
ぼくは五階で(三田村信行)
主人公は小学生のナオキ。
両親が共働きのいわゆる鍵っ子で、マンションの五階501号室に住んでいる。
ある日、いつものように学校から帰宅して荷物を置き、外に遊びに行こうとする。
ところが、玄関のドアを開けて外に踏み出したはずが ...
人の命の価値
自慢じゃないが、爺さんは保護司、市会議員の後援会会長、
地域の獅子舞保存会会長とか手広くやってて顔が広かった。
そのせいか葬式には親戚以外に百人以上の人達が集まってくれて、
思い思いに出し物やスピーチをしてくれた。
そのせいか爺 ...
可哀相な姉(渡辺温)
「僕」は唖の姉と二人暮らし。
姉は結核(一説では性病)だが病院に行かず、
花売り娘のふりをした私娼で「僕」を養っている。
「僕」は子供とは言えない年齢だが働いていない。
「僕」と姉は近親相姦で生まれた姉弟で、
親はどういうわけか、姉に「はい ...
黙示録(池上永一)
琉球王国時代「踊り」は国の重要な外交手段のひとつ。
踊りの役者である子供たちは国家公務員的身分。
最下層身分の芸人の子供だった了泉が踊りの才能を見出され抜擢され、
どんどん出世し身分も芸も最高峰に上り詰めながらも
その驕りのため落ちぶれていく話。 ...
絶飲
うちの実家はかなり田舎で、
小さな個人経営の病院は何軒かあるけど、
ある程度大きな病院は市立の1軒だけしかない。
それもまぁ、大きいと言ってもはっきり言って中規模以下。
だけど、それが町一番の病院だから、
そこで助からなかったら ...
筒井康隆の短編
主人公は底辺ワープアで、母親と二人暮らし。
重労働サービス残業をこなして帰宅すると、
母が昔、子連れで住み込み女中をしていた田舎名家のDQN息子が
家出して転がり込んでいた。
母親が小さくなっているので主人公も迷惑なのを押し殺して丁寧に挨拶するが、 ...
古いランプ(土家由岐雄)
魔法のランプの魔人の力で、無人島に豪邸を建てて暮らそうとした商人が
やはり寂しくなって町に帰してと頼むんだけど
この魔人が先に死んでしまい、商人は脱出のすべを失ったまま一人取り残される。
ラストシーンは、食料も無い無人島で商 ...
ガンバの冒険
冒険を打ち切ろう~とかお前と仲間の髑髏を映す~とか
当時は観終わるたびにその暗いEDで後味悪かったのよ。
でも放映中にガンバのソノシート買ったら
EDは1番は困難の歌、2番が勝利の歌って分かったのよ。
2番は希望に ...