地下幻燈劇画 少女椿

3491/2:2012/12/23(日) 19:58:06.89
丸尾末広の漫画をアニメ化した「地下幻灯劇画・少女椿」

主人公のみどりは東京の路肩で花売りをしている少女。
家族で遠足に行きたいという年相応の願いを抱いていたが父親は蒸発し、
母親も病死してしまい天涯孤独となる。
みどりはかつて花を買ってくれた男が
「困った時は頼っておいで」と言っていたのを思い出し、彼の元へ向かう。
そこはフリークスたちの見世物小屋だった。
身寄りの無いみどりは見世物小屋で働くことになる。

フリークスたちは昼は自らを売り、夜は互いを慰め合うように性交する。
性行為に嫌悪感を抱くみどりだが、ついに男たちに組み敷かれて処女を失う。
辛さを忘れる為に捨て犬に餌を与えてみたりするも
フリークスの一人に見つかり犬は惨殺、鍋の材料にされてしまう。
興行先で東京に向かう汽車に手を振るような生活をみどりは送る。


3502/2:2012/12/23(日) 19:59:32.90
ある日、見世物小屋に妖術師の小男が入団する。
小男はみどりを演技の助手にし、見世物小屋の売り上げに貢献していく。
他のフリークスと違い優しく接してくる小男にみどりは心を惹かれてゆく。
小男は次第にみどりを独占し、見世物小屋を掌握し始める。
かつてみどりの処女を奪った男が彼女に想いを抱いている事を知れば
彼を妖術にかけて殺し、みどりを子役としてスカウトしに来た相手は追い返す。
ついには観客に野次を飛ばされた事にブチ切れ、観客全員を妖術にかけて警察が来る始末。
騒動後、見世物小屋の親方は売り上げを持ち逃げして失踪。
みどりは小男と見世物小屋を出て行く事になる。

フリークスたちも新天地を求めて旅立つことになった。
フリークスたちは旅立つみどりと小男を穏やかに見送る。
迎えが来るまで時間があると小男はみどりを置いて買い物に出る。
買い物を済ませてみどりの元へ戻ろうとした小男は通り魔に会い、殺されてしまう。

小男が戻らないことを心配したみどりは彼を探しに出る。
しかし何処にも小男の姿は無い。
愕然とするみどりの目の前にフリークスたちと小男の幻覚が現れ、みどりを見て笑い合う。
自分に幸せなんて来ない事を悟ったみどりは叫び声をあげて幻覚を振り払い、崩折れて号泣した。

原作の漫画も凄かったが、アニメ版はそれに輪をかけて後味悪かった。
最後のみどりの号泣が切なすぎる。


351 本当にあった怖い名無し:2012/12/23(日) 22:03:24.63
母親の死に方からしていきなりえぐかったような
おかあさん?って布団めくったら体にネズミがたかっててオエエ

352 本当にあった怖い名無し:2012/12/23(日) 23:19:41.41
なんか「達者でな~」の声が不気味だったのを覚えてるw

 

少女椿(原作)
少女椿(原作)