銀の華(田亀源五郎)
-
630:本当にあった怖い名無し:2013/02/07(木) 02:00:17.16
- 田亀源五郎の長編SMホモ漫画「銀(しろがね)の華」
ホモなので閲覧注意明治時代、老舗呉服商の銀次郎(以下、銀)が落ちぶれてゆく話。
銀は羽振りのよかった頃、ある花魁をいずれ落籍して女房にしてやる、と口説いていた。
花魁は銀が落ちぶれてから、銀の弟分の実業家に落籍されて妾になった。
弟分は最初、兄貴風を吹かせた煙たい銀が夢中になっていた、
というだけの理由で花魁を買い取ったが、そのうち本気になってプロポーズする。
色々あって、物語の終盤で花魁は弟分を殺して刑死する。株で失敗した銀は店を手放すが借金を返し切れず、
やくざの親分の紹介で遊廓の用心棒になる。
というのは遊廓の主人と親分の策略で、
銀は「おとこ女郎」として調教され、身も心も魔改造されてしまう。
(銀は以前、その遊廓を女陰(ほと)がゆるくて枕探しをする最低の女郎ばかりだと吹聴していた。
遊廓の主人は、銀をうちで一番ゆるい女郎にしてやる、と息巻いていた)四年後、吉原の大火で遊廓は焼け落ちた。銀は乞食に身を落とすが、
馴染み客だったガチホモセレブと偶然再会した。
料亭(待合?)で風呂と剃刀を使い以前の姿に戻った銀を早速弄ぶガチホモだが…「なンね、その安手の淫売のごつ面ぁ!ちっともそそらんばい!」
ガチホモは男らしい銀を珍重していたので、
仕事が忙しくて吉原に立ち入ることができなかった数年で淫乱調教された銀には興味を失った。
怒り狂ったガチホモセレブに料亭を叩き出された銀は凍死した。
死にゆく銀の正気を失った目には、降りしきる雪が桜吹雪に見えた。終。