O嬢の物語(ポーリーヌ・レアージュ)
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829:本当にあった怖い名無し:2013/03/30(土) 19:14:32.84
- ポーリーヌ・レアージュ「O嬢の物語」
ある日、主人公のOは恋人のルネから
「僕のいうことは何でも聞けるよね?」と聞かれ、「もちろんよ」と答えてしまう。
ルネはロワッシーと呼ばれる所にある館へ彼女を連れて行く。
その館はSM調教を施す場所であり、そこでOは調教の日々を過ごす事になった。
いつでも男を受け入れるような服を着せられ、色々な男に犯されるO。
犯された夜はルネが来て「これは君のためなんだ」と諭す。
元々Mの素質があったOは「大好きなルネが言うなら従うしか無い」と男を受け入れるようになる。月日が過ぎ、ドMとなったOは館から解放される。
そこでOはルネからステファンという男を紹介され、「今日から君は彼のものだ」と告げられる。
実はステファンとルネは主従関係にあり、
ルネは主であるステファンの愛玩動物としてOをプレゼントする為に恋人を演じていたのだった。ステファンに飼われるようになったOは館での「男に従う喜び」を再び得る為に彼に従うようになる。
ステファンの命令でルネに見合った愛玩動物をプレゼントする為に職場の女性を誘惑したり、
主従の証である焼印を尻に押されたりする。
終いには梟の仮面に全裸という姿で客人の前に晒され、ステファンの客人にも従うようになる。今発売されている本ではここまで書かれている。
後味悪いのは初期版の物語。
Oは主従を結んだステファンに捨てられて自殺してしまう。恋人に売られ、従った主人には捨てられてしまう結末に呆然となった。