小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界 レンズの中の箱庭(鐘弘亜樹)
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218:本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 14:59:18.40
- 特撮の「仮面ライダーディケイド」の小説版があるんだけど、
それの登場人物の一人・海東の過去や結末が後味悪かった。海東は仮面ライダーディエンドに変身する事ができる青年で、
主人公の士に対しては仲間みたく振舞う事もあれば、敵対する事もある微妙な関係。
そんな海東は少年時代、両親や弟と平和に過ごしていた。
が、ある日、家に強盗が現れ、両親や弟は殺されてしまう。
唯一生き残った海東は死にたくないがために命乞いをし、
強盗の靴を舐めるよう強要され、それに大人しく従った。
その後、強盗は逮捕されるものの、強盗は精神障害者だったという事で無罪になってしまう。家族が殺され、その殺した奴が裁かれない世界に絶望した海東は、とある写真館に迷い込む。
その写真館は自らの世界に絶望した者だけが見つける事のできる、
他の世界に通じるゲートのようなものだった。
そして、他の世界へと渡った海東は鳴滝と名乗る男と出会う。
鳴滝もまた自分の世界に絶望して他の世界へ逃げ込んだが、
そんな事を繰り返す内に自分の世界を忘れてしまい、人間ではなくなった存在だった。
そして、鳴滝は全ての世界を消滅させ、新たな世界を創造するべく、海東を仲間へと引き込む。
海東もその計画に賛成し、鳴滝の仲間となる。海東が鳴滝から与えられた使命は、各世界に存在する「仮面ライダー」の力を集める事、
そしてその計画の邪魔になる仮面ライダーディケイドこと士を始末する事だった。
しかし、ある世界で怪人に襲われ、命の危機に陥った海東を士が助けてくれた。
命を狙っていた相手に命を救われ、その行為を偽善だと嘲笑う海東だったが、
内心では今までとは違う想いが目覚め始めていた。
そして終盤、鳴滝から再び「士を始末しろ」という命令を受ける海東だったが、それを拒否する。
今まで自分の世界に絶望していたが、
もしかしたら自分の世界にも希望は残っていたのかもしれないと。
その言葉を聞いて激昂した鳴滝は海東を殺すのだった。
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222:本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 17:39:24.57
- 仮面ライダーディケイドはTV版の存在が後味悪い。
平成仮面ライダーシリーズ10周年という事で、
これまでの仮面ライダーの世界を巡り、仮面ライダー達の力を得ていくというシナリオだった。
主人公は記憶喪失、ヒロインはディケイドが仮面ライダー達と戦って全滅させると言う夢を見る。
>>218でも出てくる鳴滝という男は初登場でいきなり「私はお前を許さない」と憎しみをぶつけてくる。
ディケイドは世界の破壊者だと言われるけど、主人公は悪い奴ではなさそうだ。
消えた記憶に何が?ヒロインの夢は?と謎を大きく引っ張っていた。が、13話でメイン脚本家が降板。
上記の謎は全く進展も解決もされないまま話数だけが進み、
突然大ショッカーという昭和の初代仮面ライダーが戦った組織の幹部や怪人がいる組織が出てきたり、
穴埋めのように2つだけ昭和の仮面ライダーの世界に行ってみたり、
>>218の海東も、敵対していたのに最終話付近で急に友情がなんとかかんとか言い出したり、
最終話で謎の青年に「仮面ライダー達を倒さなきゃいけなかったのに、何仲良くなってんの?」
的な事を言われて、仮面ライダー達と戦う話になって、
さあ戦闘開始だ!ってとこで終わり。謎は何1つ解決せず、監督は「第一話冒頭に戻ります。円環エンドです」と言うけど、
冒頭は全ライダーVSディケイドだけど、最後では欠員がいたり、
ディケイドの側に付いているライダーがいたりヒロインの反応が異なる等色々違う。
どう見ても円環してません本当に(ry
映画で完結編出すのかと思ったけど、2本ある映画は両方パラレルワールド設定。
すっきりしなさすぎて酷い後味の作品になった。
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224 :本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 17:47:23.44
- 仮面ライダーディケイド(Dacayed 腐った)の題名通りじゃん
十周年Decadeとのダブルミーニングを狙ってたんだろうな
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230 :本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 19:19:09.49
- >>222
パラレル…?あの作品に限ってはパラレルではないと思ったが…
一応完結編で終わりじゃないのあれ
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561 :本当にあった怖い名無し:2013/06/24(月) 02:22:07.46
- 仮面ライダーディケイドのTV版の後味が悪い
1話で主人公の士はクウガに変身するユウスケと出会い次第に友情が芽生える
俺様系で傍若無人な士と人がよく士をたしなめフォローするユウスケ
そのコンビで進んでたがメイン脚本家が謎の降板
以降ディエンドに変身する海東が出て来て士の邪魔をするキャラに
その流れで海東はヒロインである夏海を殺そうとし瀕死になる。後に助かるで最終回。
敵との最終決戦に挑む士は何故か今まで一緒に旅してきたユウスケではなく
夏海を瀕死にまでした海東に「夏海を頼む」と託してしまう
さらにユウスケが攻撃され倒れ意識不明。そしてアポロガイスト撃破
近くにユウスケが倒れてるのに、わーい!敵を倒したぞー!とはしゃぐ士、夏海、海東
今まで一緒に戦ってきたユウスケの扱いっぷりは後味悪かった