ベルゼブブ(田中啓文)

798 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/18(水) 21:27:58
1/2

作者の名前忘れたが、「ベルゼブ」ってタイトルの小説が最高に後味悪かった。
以下簡単なあらすじ。
古代遺跡(古墳?)の発掘によって
封印されていた悪魔ベルゼブが解き放たれてしまう。
ベルゼブは発掘者の息子の体を乗っ取り、
虫の大群を操って(ベルゼブは虫の王らしい)次々に人間をを殺していく。
そこで、悪魔の復活に世界の危機を感じた神は
主人公の女子高生に“神の子”を宿し
第2のキリストを産ませて世界を救おうとする。
敵に襲われつつも主人公はなんとか出産。
しかし、神曰く「世界を救うには“神の子”を一度殺さなければならない」らしい。
主人公は頑なに拒否するが神に体を操られ我が子を殺してしまう。
ベルゼブは倒せたものの茫然自失の主人公で完。


799 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/18(水) 21:29:05
2/2

と、こう書くと割とまともに思えるが
実際は細かい描写が非常ににグロくてキモかった。
古代遺跡の壁画も女性が虫に犯されて喜んでる絵だったり
不条理なキモさ全開。
かなり前に読んだんで細かいところは違うかも知れんが…
もう二度と読みたくない。


802 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/18(水) 22:19:07
>>798
検索してみた。
実際に読んだ事ないから、違うかもしれないけど
田中啓文の「ベルゼブブ」だと思う。

803 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/18(水) 22:39:28
>>798
キリストって言うと処女懐胎だけど、実際は神の「子」なんだよな。
聖母役の選考基準は神様の趣味ってわけだ。
・・女子高生か。

804 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/18(水) 22:40:21
蝿の王だな。

809 名前:798・799 投稿日:2006/01/18(水) 23:23:25
>>802
たぶんその作家さんだと思います。
本の内容の割に平凡な名前だと思った記憶があるんで。

>>803
この小説に出てきた女子高生は
特殊な事情でマリアに任命されてて処女ではなかったと思う。
むしろ彼氏持ちで援助交際してるDQNっぽかった。
というか神様とセクロスしてる描写が生々しくて微妙な気持ちになった。

>>804
ぐぐったら「虫の王」じゃなく「蝿の王」みたいですねorz
でも小説の中ではゴキ・イナゴ・コオロギなど
色々な虫を操ってたので脚色してあったのかも。

 

ベルゼブブ (トクマ・ノベルズ)
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