地獄少女/二籠 第1話「闇の中の少女」
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423 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/03/08(木) 13:16:07
- 地獄少女より「闇の中の少女」
ある少女がいじめにあっていた。
靴や教科書に悪戯書きされたり
ニットの袖口にホチキスを止められたり
筆箱や下駄箱に毛虫を入れられたりと少女は限界にきていた。
地獄少女へ復讐を依頼しようとするも
誰がいじめの犯人か少女自身知らなくて誰を恨めばいいかわからなかった。
ある日「犯人を知っているから更衣室へ」というメールを貰い行ってみた。
後ろ姿で立ってる少女がおり、犯人を知ってるの?と肩に手を置いたがそれはただのマネキンだった。
驚き、いつのまにか気を失ってしまったところを偶然通りかかった理科の教師に助けられた。
それまで誰も信用できなかった少女はこの教師をその一件で信用し
女の子も担任を頼りにそれまでのいじめも乗り越えられると思っていた。
だが、次の日同じクラスの女の子に理科準備室に呼び出された。
「理科の教師が筆箱に毛虫を入れたのを見た。もう見ていられなくて…」と、
筆箱や下駄箱に入っていたのと同様の毛虫が多数育てられているのを見せられた。
更衣室にあったマネキンも置いてあり、少女は地獄少女に復讐を依頼した。
無事地獄へ教師を落とすことが出来た少女は
教師が犯人だと教えてくれた子と友達になり普通の学校生活を送っていた。放課後、修学旅行委員になった友達のしおり作りを手伝っていた少女。
友達が席を立ったので一人でしおりを作っていた。
そこで少女はふと気がついた。
しおりを止めているホチキスの芯がピンク色。
ニットの袖口に止められていたホチキスの芯もピンク色だった。
まさか…と思い呆然としてる少女の背中を見つめる友達のショットで終わり