骨食い

695 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/16(木) 20:24:09
思い出した。

かなり昔、徹子の部屋に平野レミが出てたときの話。
黒柳徹子が平野レミの亡くなった父親、平野威馬雄の話題を振ったときのこと。

「アタシのお父さんね、死んじゃったの!
 アタシね、お父さんだけは絶対死なないと思ってたのね、
 でね、アタシね、お父さんの骨食べちゃったの!
 御骨を焼いて骨壷に入れた後に、粉みたいなのが残ってるでしょ、
 『あっ、お父さんがまだこんなに残ってる』って思って
 急いでパパパパってかき集めたのね、
 で、しまうところがないから、口にポイっていれちゃったの!
 そしたらね、しょっぱかったの!」

あの口調で捲くし立てていたので、
平野レミの奇行話みたいな感じで番組は終わった。

自分が肉親の火葬に立ち会ったときに
この話を思い出して、ものすごく切なく思えてきた。
さすがに食べようとは思わないけど。


696 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/16(木) 20:47:00
まるで平野レミがきちがいみたいじゃないか

698 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/16(木) 21:06:26
>>695
なんかちょっと気持ちわかるかも

このまま行けば両親亡き後自分は独りだから
それが寂しくていつまでもいっしょにいよう!って
そういうことしそうになっちゃうかもしれん


704 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/17(金) 00:22:39
>>695
あちゃー、
私は大好きなおばあちゃんが亡くなって、骨を骨壷に箸で入れるとき、
1センチくらいのおばあちゃんの腕だかすねだかの骨を口に入れたよ…。

きちがいじみてると思われても仕方がないけれど、
小さいころからおばあちゃんが好きで好きで、
そんなおばあちゃんが、ボケちゃって最後は私のこともわからなくて…。

あんまりおばあちゃんのことが愛しすぎて、
このままずっと自分といてほしい、余りだからだと言って
捨てられるなんて駄目だと思って、
余ってる骨、そっと手にとって、口に入れた。

後日何ヶ月かたって、親族の集まりのときにほろ酔いの叔父(母の弟)が私に、
「骨を取るときにの、おまえがの、ふっとばぁちゃんの骨を手にとって
 口にさっと入れたのを見た気がするんじゃ。まさか食うちょりゃせんよな。」
といったので、ためらいながらも、いや、捨てられるのが嫌で食べてしまったと白状した。

「そうかぁ、わしは…息子じゃけど、ばぁちゃんのことはそりゃ親じゃからの。
 ずっといっしょにおって欲しいと思うけどの。やっぱりそこまでは出来ん。
 そうか。●○(私の名前)は食べたんか。」

といって、しばらく黙り込み、目頭を押さえていた。
やっていい事だったか悪いことだったかはわからないけれど、そのくらいおばあちゃんが大好きだった。
レミパンの気持ちわかるよ。
スレ違い、および長文失礼しました。

骨は後味はよくはなかった。


712 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/17(金) 01:27:06
>>695
その話、平野レミの姪がエッセイに書いてたなぁ。
確か姪の母親(レミの実姉だったはず)も食べちゃったような…
骨を食べたって聞くとおどろおどろしい感じだけど、おじいちゃん家族に愛されてたんだなぁと思うようないい話だったよ。

705 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/08/17(金) 00:39:06
子供のほうが自然にやっちゃう行為なのかね?
大好きな人にいつまでも一緒に居たいって。
ある程度世間一般の常識ってもんが刷り込まれてくるとしにくくなるんかね。