命がけの復讐

606 名前:1/2 :2008/12/15(月) 07:19:01
たぶん既出かなぁ
何年も前のホラーSPみたいなドラマの話

主人公は看護婦であり旦那と姑と暮らしている
姑とは折り合いがあまりよくなく、表だっては揉めないがよそよそしい関係

主人公が仕事で担当している患者にボケ気味の老婆がいるのだが、
見舞いにくる息子の嫁は老婆に非常につらく当たる
「早く死ねばいいのに!」と怒鳴ったり、思うように動けない老婆を小突いたりヒステリックな態度
主人公自身も姑を内心邪魔物扱いしているが、老婆には同情している

ある日、老婆の病室(個室)に入ろうとしたがドアが開かない
部屋の中からは老婆のうめき声だけ聞こえる
このまま死ぬ気なのではと気付いた主人公は、ドアを力ずくで引っ張って開けようとする
しかしドアは固く、老婆はより激しく呻く
焦った主人公が全力でドアを開けると、部屋があいた瞬間老婆と目が合い、そしてそのまま老婆は事切れた
老婆の首には衣服をロープ状にしてみればものが巻き付いていて、
それが主人公の引っ張っていたドアに結びつけられていた
要するにドアを開けようとすると、老婆の首が締まる仕組みになっていたのだ
老婆は自分につらく当たる嫁に復讐として自分を殺させようとしたのだろう
人違いで殺してしまった主人公はショックを受けるが、
まわりには運が悪かったと励まされ特に警察に捕まるようなことも無かった


607 名前:2/2 :2008/12/15(月) 07:20:09
しかし、主人公の夜勤のたびに、老婆の霊が現れるようになる
廊下の向こう側から、少しずつ呻きながら這ってくる老婆
主人公は何とか逃れるが、徐々に老婆の距離が縮まっていく
命を懸けた復讐を邪魔された老婆の恨みだろうか…

と主人公にとって後味が悪いのはここまで
この後老婆の霊に絞め殺されそうになるが、
自分と姑の関係を思い出し悔い改めた瞬間老婆が消える
復讐を邪魔されたことじゃなくて姑とのことを恨んでたんだわ…
と主人公は結論し、それ以来姑との関係は良好になった

でエンド

主人公の結論で片づけられてるが、
老婆はあんな死に方しといて、他人の姑問題解決で本当に満足したのか?、とか
結局嫁には復讐できてないじゃん(死因を嫁が知っているか失念)と考えてしまい後味悪い


609 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/15(月) 08:19:03
>>606
老婆、自分勝手にもほどがあるな。
そりゃ嫌われるわ・・・