素晴らしきかな人生

20 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/05(木) 02:10:01
結構昔のドラマなのでもう覚えてる人もあまりいないだろうから投下
フジのドラマ「素晴らしきかな人生」
脚本は野沢尚
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主な登場人物はシングルマザーのヒロイン(浅野温子)、その中学生の娘(ともさかりえ)、
新任でやって来た娘の担任教師(織田裕二)、担任教師の婚約者の音楽教師(富田靖子)、
ヒロインの元夫(佐藤浩市)、ヒロインの元彼(田中健)。
担任教師は元彼の弟で、ヒロインが初恋相手。生徒の母親が初恋の女性だと知り動揺し、
婚約者がいるのに惹かれていくのを押さえられない。
一方ヒロインも男はもうこりごりと思いつつ担任教師のアプローチに戸惑ったり、まだ元彼を引きずっていたり、
元夫が自分に未練たらたらだったりで心が揺れ動く。
そんな中、行方不明だった元彼がひょっこり現れて更にややこしい事に。
実は娘の父親は元夫ではなくて元彼の方で、隠していたのに娘が知ってしまったり、それでも俺が父親だ!と
元夫が頑張ったり、いきなりヒロインが乳ガンになって乳房切除したり、とゴタゴタしながら物語は進む。
紆余曲折あってヒロインと担任教師は相思相愛となり、娘も歓迎ムード…となるが、ここからが一気に鬱展開。

もちろん黙っていないのが婚約者で、同棲までしていて結婚までもうすぐなのに!と大モメ。
婚約者は次第に精神的に追いつめられていき、泣いて喚いて担任教師に縋り、
ヒロインに嫌がらせをしたり娘に露骨な嫌悪を向けるようになる。
やがて決定的な破局となり婚約は解消。
担任教師が部屋を出て行くと、婚約者は遂に壊れてしまい、遺書を残して失踪する。


21 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/05(木) 02:10:46
その事でヒロインは大きなショックを受けるが、担任教師は優しさから婚約者を見捨てられず、
ヒロインが傷ついているのは充分わかっていながらも婚約者を捜しに街へ出てしまう。
婚約者は電車に飛び込んで死亡。
ふと気が付くとヒロイン宅の電話に留守電が入っていた。娘とふたりで聞いてみると、
それは婚約者が死の直前に残したメッセージだった。
「彼はあなたに同情していただけ」
「私にはわかる。彼が本当に愛しているのは私だけなの」

「その証拠に、彼は今、あなたのとなりにいないでしょう?」

その後も葬式で婚約者両親に担任教師がさんざん罵倒されたりだとか、
ショックで今度は担任教師が失踪したりだとかのオンパレードだが、傷つきながらも愛し合うふたりが、
ぎこちない家族だけどこれから一緒に生きていきましょうね…となる。
ラストシーンは十数年後の娘の結婚式。
母親と三人の父親、その他誰もが祝福する中で幸せな結婚をする娘。
ヒロインの乳ガンの再発をにおわせたところで物語は終了。
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最後の最後で工工エエエ(´д`)エエエ工工ってなったわorz
ちなみにこのドラマ乳ガンの描写があざといというか
大げさすぎるという事でちょっと問題になりました
患者の会とかから正式に抗議が来てたかと
とにかくもう
ともさかりえ(これがデビュー作)が卑怯な程に可愛いのだが
ソフト化されないのはこのせいかもしれない

 

素晴らしきかな人生(書籍)
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