さよならを教えて
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171 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/06(月) 09:34:31
- 「さよならを教えて」っていうゲーム。
主人公(男)は大学生、現在女子校で教育実習中。
来週に実習授業が迫る中、元々対人関係が苦手なせいもあり心身共に疲れていて
毎夜生徒の一人に似た天使が触手ウネウネの怪物に犯される夢を見るようになり
その内にその怪物は自分であると思い込み、
またその天使似の生徒そのものを天使と混同し始め彼女に救いを求めるようになる。そんな中で他の生徒や居心地の良い保健室の保健医、教育実習の担当教師も絡み物語が進んでいく…
というのが主人公の脳内設定。
実際は女子校ではなく精神病棟、保健医は担当医、担当教師は己の姉。自身は精神を病んだ患者。
生徒は天使のみ実在(精神病棟に後から入院してきた少女)しているがその他は人間ではなく、
主人公は精神病棟内でネコを構ったり人体模型を眺めたりしている姿が目撃されている。
天使に救いを求めていた主人公だが彼女は全快したため退院することになってしまった。
それと妄想の辻褄を合わせるため、主人公は「人間の体に入ってしまった天使は首を吊り、
本物の天使として天に帰っていった」と脳内を設定した。
そして天使に戻る儀式(首吊り)を手伝うため、他の生徒たち一人一人に別れを告げるのだけど
彼女たちは実在しないかわりに主人公の脳内の一部を担っており、
別れを告げる度にそれ(過去の慕情や知識など)を捨て去り
儀式で天使までもを失って完全にアッチの世界に行ってしまう。
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172 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/06(月) 09:35:12
- そうして全てを無くし、完全に狂い
ある意味幸せになったはずの主人公だが突然担当医に「先生」と呼び掛ける。
ここは大学病院であなたは先生で、と現実を語る主人公に
戸惑いながらも戻ってこられたのかと安堵する担当医に、主人公は
「さあ行きましょう、研修医も大変ですよ」と別の妄想に落ちたことを告げてEND。何が後味悪いって、ゲーム中の狂っていく描写やエログロを経て
やっとアッチの世界に行けたはずの主人公がまた現実混じりの妄想に入ることにより
苦しむだろうことがほぼ確定している→永遠に狂うことも治ることもなく救われない、という部分。
本編も狂っていくさまが描写されていたり
女の子をグロく殺したり(しかし翌日には何事もなく復活していて主人公も疑問を抱かない)していて
なかなかに後味は悪い。
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174 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/06(月) 10:14:43
- >>171
何で主人公は狂ってしまったんだろう?
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175 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/06(月) 10:30:38
- >>171
気になるんだけど天使の首を吊ったのは主人公の脳内世界だけ?
現実世界でも天使のモデルの女の子を殺しちゃったりはしてないよね?
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176 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/06(月) 10:50:29
- >>175
それはない。大丈夫。
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177 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/06(月) 11:27:38
- >>175
現実では本当に退院。
EDで後日、天使が主人公の支えだったと知った主人公姉が会いに行こうとしているから大丈夫。ちなみにバッドエンディングを迎えると病院内で天使を天に返そうとするあまり
生徒と別れることもせずに天使を求める→暴走して発狂状態で病院を駆け巡り押さえられて鎮静剤→
扉に鉄格子付きの窓がある独房みたいな隔離部屋に入れられ
「生徒が待ってるんだ…」的エンドになり主人公に仮初めの救いすら与えられない
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178 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/06(月) 11:46:47
- >>174
ごめん見逃してた。
姉の言に寄ると
「元々小動物を傷付けることがあり、猫を殺したことがある
(主人公曰く「猫のアナルにカラシ塗ったら道路に飛び出してあぼんした」)」「思春期に姉に興味を持ってしまい、下着を盗んだため父母姉で取り囲んで説教した
(ゲーム中にトラウマとして、顔のない三人に囲まれ延々詰られるという演出がある。
主人公本人は現在下着ドロを覚えていない様子)」って感じだから元々の素質+周りの行動っぽい。