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297 名前:本当にあった怖い名無し :2009/10/13(火) 19:38:21
佐藤愛子の「血脈」より。
佐藤紅録は人気のある大衆小説家で、収入も多い。
ただ、非常に女癖が悪く、本妻のほかに妾がいたりする(本妻も一応認知してはいる)。
それでも、本妻と四人の息子らとどたばたしつつも暮らしていた。
だが、ある時、紅録は居候にやって来た若い女優に本格的にのめり込んでしまった挙句、
彼女に尽くすため、本妻との別居・離婚することを強引に決めてしまう。
ばらばらになる家族。四人の息子は全員が(!)ぐれたり自堕落になったりし、
紅録に金をせびるようになる。

ここからが本題。
四男は特に何をするでもなくぶらぶらしていたが、結婚することになった。
生活能力のない彼に対し、紅録は援助をしたいと考えるが、以前ごたごたのあった際に
勘当を言い渡していたため、直接金を送ることはできない。
そこで、次男を仲介して送る事にする。
結婚によってっひとまず四男も落ち着くだろうと安心する紅録だった。
だがしかし、しばらくして四男は妻とともに心中を図ってしまう。
結局四男は亡くなり(妻は生き残った)、葬儀が行われる。何故か姿を現さない次男。
実は、次男は四男に送られていた金のほとんどを(おそらく遊ぶ金として)着服し、
わずかな額しか渡していなかった。そのことから四男は生活苦に陥り、
自殺をするまでに追い詰められてしまったのだった。
また、後に判明したことだが、四男の妻は心中の常習犯であり、以前も男だけが死んでいた。

…といった内容が延々と続く小説なのですが、一応補足。
・著者は紅録と女優との間の子供。
・佐藤家では基本的に、男はニート、女は男運が悪い…らしいです。


300 名前:本当にあった怖い名無し :2009/10/13(火) 20:03:39
要するに
全員ダメな奴
ていう話だな。

 

血脈 (上) (文春文庫)
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血脈 (中) (文春文庫)
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血脈 (下) (文春文庫)
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