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568 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/01(火) 02:57:42
「讃歌」篠田節子
テレビの企画会社に勤める主人公は、ある女性ビオラ奏者の演奏に心を奪われ、
その女のドキュメンタリー番組を企画する。
その女性は天才ヴァイオリニストと呼ばれ、
留学先のアメリカの環境になじめず自殺未遂をしてしまうが
20年以上のブランクを経てヴィオラ奏者として復帰していた、という
なんともドラマティックな過去が、取材の過程で明らかになっていく。

番組は大当たりで女のCDもクラシック界では異例の大ヒット、
音楽評論家からの批判が出るが、主人公はやっかみだと一蹴する。

しかし、実は女の演奏は専門家からすると基本もなっていない稚拙なものだった。
しかも、女は自分の演奏の拙さと資質のなさを理解していて、テレビ業界と主人公を利用して
スターにのし上がろうとする野心家であることが発覚。

経歴の詐称や女の本心がばれると、マスコミは手のひらを返して女を批判。
主人公は必死に女を庇うが、女は自殺。
初めて彼女の音楽を聴いたときの感動は何だったんだ、と主人公は茫然自失。

印象的な台詞
主人公「結局、彼女の実力は、このレベルだったということなのですね」
主人公、アニメの主題歌やポップスの曲名に視線を落とす。
批評家「レベルじゃない。資質の問題だ。なぜわからない?」

ゲージツって難しいな…。


569 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/01(火) 06:43:41
野心家の人間がそう安々と自殺の道を選ぶもんかな

571 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/01(火) 08:30:09
>>568
たしかにポップスだろうとアニメの主題歌だろうと
人を感動させるには実力がいるもんなあ。
ジャンルのレベルの話じゃないよなー。
でもその女が自殺したのは「ざまあ」としか思えない。
その小説を読んでないので細かい所は分からないけど
自業自得にしか見えない。

572 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/01(火) 09:14:47
>>568
そもそもそんなになってないものが、大ヒットすることってあるの?
それに最初に主人公が心を奪われるなら、一応かなりの能力は
あるんじゃないの。

そこんとこがよく理解できない。

 

讃歌 (朝日文庫)
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