ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その113 » こっちを見ている(高田築)

461 名前:『野ばら』1/2 :2010/05/22(土) 21:36:18
「野ばら」っていう漫画の中の一編

主人公は女子高生。父親、小学生の妹と一緒に暮らしている。
父は足を怪我しており車椅子生活、妹は望遠鏡を覗くのが好きで、
いつも自宅高層マンションのバルコニーから遠くに見える鉄塔を観察していた

その頃街では飛び降りによる自殺者が急増していた。自殺者の死亡直前の様子はいたって平常通り。
友人と歩道橋を歩いていた学生が、軽い調子で「じゃあね」とか言って車道に飛び降りたりする
ある日主人公は「自殺の本当の理由は女の生首」だという噂を聞く
「そいつと目が合うとね、いつの間にか高いところにいるんだって」という事らしい

帰宅しようとエレベーターから降りると同じマンションの住人であるさよ子という女性に出くわす。
主人公の家にリンゴをお裾分けに行っていたそうだ。
自宅では妹がいつものように望遠鏡で鉄塔を眺めていた。聞くと
「鉄塔に人がいたけどいなくなった」と言う。

その夜さよ子の名を呼ぶ声に気づいた主人公は様子を見に外へ出る。
声を頼りに屋上へ向かうと、さよ子を必死に呼ぶさよ子母と、
直前まで入浴していたらしく全裸で水を滴らせながら屋上の端に立つさよ子がいた。
何をしているのかと問うと
「そうだ、リンゴおいしかった?」
と聞くさよ子。戸惑いながらおいしかったと答えた直後さよ子は飛び降りる
その後地上で警察の事情聴取から解放され帰宅しようとすると妹がいた。心配で様子を見に来たらしい。
「お姉ちゃんがいなくなっちゃうのイヤだよ」という妹に謝りながら一緒に帰宅するが、
その途中妹が自動車の下にいる女の生首を見てしまう。


462 名前:『野ばら』2/2 :2010/05/22(土) 21:36:58
翌朝目覚めると妹がいない。必死で探すが、近所の人に聞いても屋上に行っても見当たらない。
その時自宅にいる父親から携帯に着信が入る。妹が見つかったという。
いつも望遠鏡から見ていた鉄塔に登っているらしい。
「消防署に連絡するから戻って来い」という言葉を無視して鉄塔に向かう
現場の人々の制止を振り切り鉄塔を登っていると、後から追いついた消防署員に止められる。
振り返った主人公の頭越しに女の生首が現れ、それを見てしまった消防署員は自ら安全フックを外して地上に落ちていく。
恐怖に震えながらも妹の元までたどり着くが、説得も虚しく
「バイバイ おねえちゃん」と言って目の前で飛び降りる妹。
必死で妹を追い空中で抱きとめる。
途中消防署員に装着してもらった安全フックのおかげで、宙吊りになりながらも2人とも助かる事ができた。

それを自宅から望遠鏡で見ている父親。車椅子の為傍にいてやれない事を歯痒く思いながらも、
望遠鏡越しに「頑張れ。もう少しの辛抱だ」という言葉をかけ続ける
その時レンズ内に女の生首が映りこむ。
最後のコマで、先ほどまで父親がいたはずのバルコニーで
誰も乗っていない車椅子と脱ぎ捨てられたサンダルが描かれて終

最後妹も正気に戻って、生首女の呪縛から逃れられたと思って
安心していたところで父親が・・・ていうのがショックだった
あと、女の生首がグロいっていうわけでもなく、
普通の顔がポーンと浮いてるような感じなのに凄く気持ち悪くて仕方がなかった


463 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/22(土) 22:33:01
怖いキモい後味悪い

465 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/23(日) 14:18:19
>>461-462
Fellows!に載ってたやつだっけか。読んだ覚えがある
冒頭に実験がどうだかみたいな記述があったような…うろ覚えだなぁ

 

野ばら 1巻 (ビームコミックス)
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