ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その115 » 大山捨松

346 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 03:18:02
では結核にまつわる後味の悪い話。

明治の頃、とある名家にて。
名家当主、アメリカで看護学の学位を取った才媛を後妻に娶る。
できた後妻はたちまち家族になじみ、前妻が遺した娘とも仲良し。
しかしこの娘さんが嫁ぎ先で結核に感染して返品される。
傷心の娘のため、後妻はかつて学んだ最新医学知識を駆使。
娘のために離れを建てて住まわせ、娘の使った食器・衣類は煮沸消毒。
家族に病気を移す心配を娘に味わわせることなく療養させ看取った。

だがこの事実を悪徳マスゴミ人が脚色。
後妻のことを
娘をいじめ夫との仲をひきさき離れに押し込め人扱いしない極悪人として描いた小説が大流行。
感染防止措置として不可欠な消毒も「病人を汚い物として扱う虐待」として描写。
あわれ後妻は自らの死の間近まで19年ものあいだ世間の誹謗中傷を浴びせられ続けたのだった…


347 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 04:56:00
>>346
知識の少ない時代だろうから仕方ないとはいえ後味悪い…
生さぬ仲というのがダブルパンチだったね
どんなに本人を想って真摯に対応したとしても邪推されてしまう

348 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 05:32:15
>>346
>だがこの事実を悪徳マスゴミ人が脚色。

人間は自分の心の窓を通してでしか世界を認識できないんだんと改めて感じたわ


349 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 06:24:31
無知は罪だよな。まぁ、昭和の初めまで一般人はサナトリウムで綺麗な空気を吸うのが
一番の治療法だったんだからしょうがないっちゃしょうがないんだけど・・・
マスコミも今より道徳が欠けてただろうからな。

351 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/19(木) 06:37:43
当時の新聞画像見ると、華族のスキャンダルおいしいです、って感じだったよね。
令嬢駆落ちなんてのが堂々と掲載されていたり。
今のスポーツ紙や週刊誌みたい。
気の毒すぎる。

 

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不如帰 (岩波文庫)(小説)
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