ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その115 » 化け物がいたんだ

433 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/21(土) 19:31:15
昔読んだ短編漫画
後味悪いと言うよりは訳が分からん話かもしれんが

ある惑星探査チームが、全体が海に覆われた惑星の探査に来ていた
ある日、隊員の一人が海中の探査中に片腕を失って帰ってくる
隊員は「海の中に化け物がいたんだ。あいつが俺の腕を食いやがった」と半狂乱であった
探査チームの医師は青年に機械の腕を移植する
隊員の精神状態はその後も悪く、食後に吐いたり、
化け物に襲われる夢にうなされるようになり、日に日にやせ衰えていく
見かねた医師は隊員に、腕の傷は隊員の持っていた水中用ナイフによるものだったことを告げ、
「化け物なんて君の妄想で狂言だ」と告げる
隊員はそれでも化け物の存在を主張し続ける
ある日、隊員は自分の生身の片腕を銃で打ち抜いてしまう
両腕が機械になった隊員は調査作業に復帰し、
他の隊員達よりも良い働きをするようになり(両腕が機械なので作業効率も良い)、
化け物のことも口にしなくなる

それからしばらく経った嵐の夜、医師の部屋に隊員がやって来る
隊員は「今夜、化け物がここにやって来る。奴と戦えるのは俺しかいない。俺の全身を機械にしてくれ」と頼んでくる
当然医師は断ったのだが、隊員は医師の目の前で自分の生身の体を機械の両腕でバラバラにしてしまう

手術が終わり、全身機械の体を手に入れた隊員は、雄たけびをあげながら嵐の海へと飛び込んでいく
その後、嵐は止み、いくら探しても隊員は発見されなかった
医師の「彼の言っていた化け物は我々の中にもいるのかもしれない」みたいなよく分からん語りで終わり

作者が短編集のあとがきに「この作品を書いた頃はエンタメをよく分かっていなかったが、
今ならラストシーンの嵐の海に飛び込んでいくシーンで化け物を書いた」と言っていたのがなんか後味悪かった。
どっちなんだよ


434 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/21(土) 21:49:55
>>433
あらすじ見る限り今でもエンタメをわかってないんじゃないかw

442 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/22(日) 04:14:41
>>433
>医師の「彼の言っていた化け物は我々の中にもいるのかもしれない」みたいなよく分からん語りで終わり

この台詞は違った。もっと意味深でわけわからん台詞だった
審査員からも「意味深過ぎてわけわからん」って言われた的なことを作者が後書きで言ってたな


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