ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 地獄変(芥川龍之介)

712 名前:地獄変 1/2 :2012/04/21(土) 10:09:45.76
余りにも有名な鬱話「地獄変」。

写実主義の絵師が、貴族に地獄絵を依頼され、
「罪人の女に美しい衣装を着せ、牛車に乗せ火をつけて欲しい」と頼んだ。

それを請け負った貴族は、自分の館の下働きをしていた絵師の愛娘を縛り上げ、牛車に乗せて火をかける。
画家は狼狽し涙を流したが、次第に恍惚とし、その様子を書き写す事にのめり込んでいった。


713 名前:地獄変 2/2 :2012/04/21(土) 10:25:34.60
後日、見事な地獄絵を書き上げた画家は首を吊って自殺した。

ってのがよくあるあらすじで、画家の狂気ばかりが取り上げられるけど、
貴族が娘をレイープしたらしい描写があり、娘を焼死させながら、薄笑いを浮かべてる。

物語の書き手である下人は薄々気が付きながらも、
行き過ぎた画家を懲らしめる為だよねと主人をマンセーして終わるのが、後味悪かった。


714 名前:本当にあった怖い名無し :2012/04/21(土) 10:32:02.13
なんか規制で削ってたら、変な文章になった。ごめん。

取り上げられる所とは別のとこが後味悪いと言いたかったんだ。


715 名前:本当にあった怖い名無し :2012/04/21(土) 13:00:01.74
>>714
貴族は下衆野郎だけど、絵描きもその娘も貴族から見れば下賤だし、
貴族的には絵師に縁のない罪人より娘の方がより地獄絵として良い絵が描けるだろうと思ったんじゃないかな
まあ娘がかわいそうで後味悪いけど、絵師は自分の絵の為に罪人殺してくれって言ったわけだし自業自得だな

716 名前:本当にあった怖い名無し :2012/04/21(土) 20:24:23.77
貴族はその娘を愛して居たけど突っぱねられたんで
憎んでたような描写もあり
画家はそれに気付いていて
「我々親子が憎いのか復讐も兼ねているのか」
と自棄になってた気がするけど

717 名前:本当にあった怖い名無し :2012/04/21(土) 22:10:11.76
娘が助けてあげてかわいがってる猿がいたんだけど、
その猿が、娘が火にかけられた時に、
どこからか現れて火の中に自ら飛び込み、
娘と運命を共にするんだよね。
さるーーーーーー

726 名前:本当にあった怖い名無し :2012/04/22(日) 07:47:39.06
>>717
猿は娘が貴族に襲われてる時も、下人の着物の裾を必死に引っ張って、助けようとしてたよね。

娘は猿を助けたり、変人で嫌われ者の父をいたわってたり、すごく優しい子なだけに最後が後味悪いなぁ…。

 

羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇 (文春文庫―現代日本文学館)
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