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742 名前:本当にあった怖い名無し :2012/06/29(金) 01:31:03.28
SF作家・山尾悠子の、お伽話のパロディが後味悪かった。脳内補完多め。

世界の真ん中に花園があります。
花園の真ん中には水晶の柩、柩の中には美しいお姫様が眠っています。

花園を囲むように、黒い騎士の姿が見えます。数が増えて、とうとう百人になりました。
同じ顔をした百人の騎士は、殺し合いを始めます。
騎士の死体は、倒れると同時に消えてしまいます

最後の騎士が死んだ時、柩の中のお姫様が目を覚まします。
お姫様は喉を掻きむしって柩の蓋を叩きます。
柩の蓋はぶ厚い水晶の一枚板です、女の細腕でどうなるものでもありません。
お姫様の目は飛び出しそうに見開かれています、大きく開けた口からは舌が飛び出しています。
お姫様は動かなくなりました。

世界の真ん中に花園があります。
花園の真ん中、腐乱死体が一つです。

理路整然としたグロ散文詩。
アマゾンで検索してみたら、昔の文庫(コバルト、早川)がコレクターズアイテムになってて
クソ高くて後味悪かったww

 

夢の遠近法 山尾悠子初期作品選
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山尾悠子作品集成
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