ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » 幽霊屋敷レストラン/夢の館(松谷みよ子)

282 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/14(水) 22:54:22.22
怪談レストランシリーズ1巻
幽霊屋敷レストランより
夢の館

ある夫人がいつからか毎日同じ夢をみるようになる
その夢はある館の中を彷徨う夢で、内装や庭も夫人の好みに有っており
毎日夢をみる事が彼女の楽しみとなっていった

しばらくして夫人は夫の転勤により新しい家を探すことになった
いくつかの候補を回るうち、夫人はいつも夢に出てくる館にそっくりな外観の家を見付ける
中に入るとそこは正に夢に出てくる館そのもので夫人は自分から夫に館内を案内し始めるほどであった
夫も夫人が夢の館を気に入っている事を知っていた為、2人はすぐにその館に引っ越す事を決めた

お気に入り館での暮らしは非常に満足出来るものだったが一点気がかりな点が有った
家賃がヤケに安いのである

何か引っかかる夫妻はその館を管理する不動産屋へ赴いた
不動産屋の主人は2人が入って来た瞬間驚いた顔をしたが、すぐに笑顔を作り対応した
夫妻の質問をはじめははぐらかそうとする不動産屋だったが2人の詰問に耐えかね真実を語る

実は夫妻の借家は幽霊が出る事で有名で借りてがつかず安い値段がついていたのだった
驚く夫妻に不動産屋は「でもあなたがたなら大丈夫だと思いますよ」と必死に笑顔を作りながら答えた

「なぜならその幽霊とは奥様ご自身なのです」


283 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/14(水) 22:57:30.42
そんな怪奇現象を起こしていた館に暮らし続けるのもいくら気に入っているからって嫌だろうし
奥さんが近所でお化け扱いされないか子ども心に心配だった

 

幽霊屋敷レストラン (怪談レストラン)
幽霊屋敷レストラン (怪談レストラン)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...