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816本当にあった怖い名無し:2013/01/11(金) 04:02:19.79
横山秀夫の短編集「真相」の中の一話。
10年前くらいに読んだからうろ覚えだし他の話とも混同してるかも。

大学に入って先輩に誘われるままに空手部に入ったが、実はめちゃくちゃ厳しい。
先輩のパシリにされ理不尽に殴られ、かといって部を辞めれは大学に居られなくなる。
合宿は地獄だった。最中に同級生が自殺した。
しかし、と主人公は思う。
あれは自殺などでは無かったのではないか。
あの時自分たちは夜の海に腰まで浸からせれて、かけ声をしながら型の練習をさせられていた。
いつまでやれば良いのか、精神的にも体力的にも限界だった。
隣で同級生の声が聞こえなくなったような気がした。意識を失ったのかもしれない。
だけど気付かないふりをした。自分だけではなく他の仲間も。
こいつが倒れたことで、合宿が中断されるかも…そんな風に思った。

と言うことを、中年になった主人公が回想する。
体育会の厳しさというか怖さがこれでもかというくらい書かれてる。
横山秀夫は後味悪い話が多いと思う。

 

真相 (双葉文庫)
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