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3191/3:2013/06/13(木) 10:06:59.75
まつざきあけみのレディコミ作品。

美穂は過保護な母と二人暮らしのOL。
父は美穂が小さい頃に突然消えた。
浮気相手と駆け落ちしたのだと、ずっとあとになって母が教えてくれた。
男なんかろくなもんじゃない、と母が執念深く繰り返し、
また一人娘の美穂に執着するので、美穂は社会人になるまで恋人ができなかった。

同僚の明と交際を始めたが、キスもまだで、デートは金曜夜にほんの数時間。
明は決して焦らず、美穂を母親に大事に育てられた今時珍しい箱入り娘と褒め、
「君が僕を受け入れてくれるまで待つよ、君には待つだけの価値がある」
などと余裕を見せるのだった。
美穂は金曜のデートを、会社の人との付き合いがあるから帰りを待たなくていい、
夕食は先に食べていて。とごまかしていたが、母はいつも夕食を食べずに待っていた。

ある日、明との交際を知った母は怒り狂った。
美穂は悲しみながら、母に認めてもらおうと説得するのだった。

ところで美穂は、花が真っ黒に見える事に苦しんでいた。
子供の頃はちゃんと見えていたが、ある日突然そうなってしまった。


3202/3:2013/06/13(木) 10:08:24.70
人が綺麗だと褒めそやす花を見ても不気味な黒い塊にしか見えない。
同僚の雪江は美穂の様子に注目し、目敏く騒ぎ立てるのだった。
「美穂さんもしかして、お花とか興味ないの?おかしいわよ女の子なのに」
「まさかね~、花嫌いの女の子なんて聞いた事ないわぁ」
しつこさに根負けした美穂は、この症状を初めて雪江に打ち明けた。

雪江は翌日、インクで黒くした花を突きつけて言った。
「あんた絶対おかしいわよ、過去にどんなトラウマがあるのかあたしが暴いてあげる!」
「どんな花を見ても黒く見えるのなら、黒い花を見たらあんたはどうなるのかしら?」

美穂の脳裏に浮かんだ光景。
包丁を拾い上げる母と倒れた父、
薄暗い部屋で血しぶきがかかって黒く見える花瓶の花。

倒れてうわ言を言う美穂に駆け寄る明に、雪江は勝ち誇って言った。
「聞いたでしょ、この人のお母さんはお父さんを殺したのよ!
人殺しの娘なのよ!あなたには相応しくないわ!」
明は雪江を一喝し、美穂を抱き起こした。

その夜、美穂の家。
「そう…思い出してしまったのね。お母さんは浮気したお父さんを許せなかったのよ」
母は明を受け入れ、全てを承知の上で明は美穂にプロポーズした。


321 3/3:2013/06/13(木) 10:10:41.79
独り暮らしになった母の独白。
(美穂、いい人に巡りあったわね…二人で幸せになりなさい)
(本当のおぞましい過去は思い出さない方がいい)

場面変わって、ハネムーン先のパリのホテル。明が無神経な冗談を言った。
「雪江さんは僕に気があったらしい。一回くらい抱いてやればよかったかな…
冗談だよ、愛しているのは君だけだ」

再び母の独白。
(実の父親があなたを…三歳のあなたを抱いて…犯していたなんて、
そんな恐ろしい、忌まわしい真相は思い出さなくていい)

無邪気にも両親の寝室を訪れた幼い美穂は、
(お父さん、今度はいつ愛してくれるの?)
当然というか何というか両親のセックスを目撃してしまい、裏切った愛人=父を包丁で刺した。
そして、包丁を拾った母の姿と血しぶきを浴びて黒く見える花以外を忘れてしまった。

再びパリのホテル。
(ひどい、裏切ったのね!)
(パパ、美穂だけを愛してるって言ったのに!)
トラウマが甦った美穂は”裏切り者”に再び刃物を突き立てた。
(おかあさん…へやじゅうが…くろいおはなでいっぱいよ…)


323 本当にあった怖い名無し:2013/06/13(木) 14:07:28.98
>>321
浮気が原因で両親の仲がこじれた(と美穂は思ってる)のに
流石にそういう冗談はいけないわな…

324 本当にあった怖い名無し:2013/06/13(木) 14:48:14.23
3歳の子供を犯したり、三歳の子供が人殺しをしたりって設定に無理がありすぎ。

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