ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その140 » 最遊記RELOAD/ヘイゼル編(峰倉かずや)

9861/3:2013/07/11(木) 08:51:11.82
峰倉かずやさんの漫画『最遊記RELOAD』から。

最遊記シリーズ自体は、
人間と妖怪が共存していた桃源郷で起こった妖怪たちの謎の暴走を食い止めるために、
三蔵、悟空、沙悟浄、猪八戒一行(三蔵以外は、全員暴走を免れた妖怪)が
西を目指して進む旅道中の話。
西遊記のパロディ漫画で舞台は数千年前の中国ですが、
小型拳銃や車などの近代科学的な要素も出てきます。

今回はその中のワンストーリーで個人的に後味が悪かった展開をひとつ

ある日三蔵一行が立ち寄った街で、妖怪たちによる人間への大虐殺が起こってしまう。
三蔵たちはこの騒動を止めるため奮起するも、多くの犠牲者を出してしまった。
辺りは大切な家族を亡くした人たちのが悲しみで溢れかえっており、
もはや再起不能と思われた。

そんなとき、偶然街に留まっていた西洋からきたという
謎の修道士ヘイゼルにの働きにより、事態は一変する。
彼は不思議なペンダントの力を使い、悲しみにくれていたとある娘の父親を蘇生させたのだ。
その時は詳しい仕組みは分からなかったものの、ヘイゼルは次々と亡くなった方達を生き返らせ、
街は一旦は再び元の活気を取り戻した。


9882/3:2013/07/11(木) 08:52:52.20
しかし世の中そう上手く事は運ばないものだ。
先ほど出てきた謎のペンダントは、妖怪の魂を封じ込めそれを対価として
人間を生き返らせるというものであり、蘇生された人間は全員瞳が黄色がかり、
ヘイゼルの命令に従う傀儡となるのであった。

また、実は彼は幼い頃の苦い経験から妖怪を心底憎んでおり、
すべての妖怪を滅ぼすという野望を抱いていた。
蘇生された人間は、このようなヘイゼルの私怨を晴らすための
妖怪を殺すための道具にすぎなかった。

三蔵一行も彼の理不尽な野望から、亡者に命を狙われる事になる。
元々は虐殺があるまでは生きていた人間、そんな人たちへ手を出す事に三蔵たちは戸惑ったものの、
自身らの身を守るために三蔵はある亡者を射殺し牽制した。
その場では騒動は治まったものの、その様子を見ていた娘が一人、
彼女はたった今三蔵が殺した亡者の娘であった。

再び父親を殺された悲しみ、そして手を下した三蔵への恨みは計り知れず。
生気を失った目で再び父親を生き返らせてもらうべく、ヘイゼルをあてどなく探し続ける娘。
しかしかの修道士はすでに街を出ており、彼女の父親が目を覚ます事は、もう無かった。


989 3/3:2013/07/11(木) 08:53:32.61
ヘイゼルはこの漫画のストーリー全体のキーパーソンで今後も何度か出てくるんだけど、
今回のような件に関してほとんど御咎め無しなのが、個人的に後味が悪かった。

 

最遊記RELOAD (4)(ZERO-SUMコミックス)(ヘイゼル編は10巻まで)
最遊記RELOAD (4)
(ZERO-SUMコミックス)(ヘイゼル編は10巻まで)


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