ホーム » 小説 » 小説/や行 » 行きずりの殺意(森村誠一)

330本当にあった怖い名無し:2013/07/22(月) 18:31:44.93
強盗話の昔の小説。(題名は忘れた)

ある日中に、結婚したての新妻が家事をしながら
昨夜の事を思い出して一人赤面していた。
バージンで結婚した彼女は、まだ性に関して未熟だったが
昨夜は夫の行為に普段と違う反応を示してしまったのを
今朝、出勤前の夫からからかわれて恥ずかしさの余り
軽い喧嘩になっていた。

「全くもう!彼ったら酷いわ。でも私も大人気無かったし、
 彼もきっと気にしていると思うから、晩御飯は彼の好物にしてあげて仲直りしなくっちゃ」
など考えている時に、チャイムが鳴ったので
つい無防備にドアを開いた瞬間、若い男が乱入してきて
新妻の喉元に包丁を突き付け
「さ、騒ぐな!殺すぞ(#`皿´)」と脅し
「ひっ!ご、強盗!?」と立ち竦む新妻を
強盗は縛り付けるとその辺を物色し始めた。


331330:2013/07/22(月) 18:33:17.92
相手を刺激してはまずいと、大人しくしていた新妻だったが
そのうちにその強盗がまだあどけない顔をした未成年で
新妻に対する態度からも、強盗のような凶悪犯罪を犯す様なタイプに見えないので
思い切って「あなたはこんな事するような子じゃないでしょ?どうしてなの?」
と声をかけると、初めは悪ぶっていた強盗も少しずつ打ち解け出した。

強盗はやはりまだ18歳になっばかりの少年だった。
酷い崩壊家庭の暴力の中で育ち、中卒で世の中に放り出され
学歴のなさと底辺育ちに対する差別と無理解の中でも
今まで真面目に生きて来たのに、信頼していた勤め先の社長や
恋人だと信じていた女性に立て続けに裏切られて無一文で首にされ
ヤケクソになって、後先考えずに強盗に入ったとか。

少年は新妻と話している内に冷静になってきて、新妻を緊縛をほどくと
「もう二度とこんな馬鹿な事をしない」約束したのと
新妻も少年の話を聞いて同情して
「あなたが立ち直ってくれるならこの事件は無かった事にするわ」
と約束した。


332 330:2013/07/22(月) 18:34:22.47
少年は家を出る時に恥ずかしそうに
「あなたに会えて良かった…まるで本当のお姉さんにみたいに思えるよ」と言い
新妻も本気で「私もあなたが本当の弟みたいよ。も」と答えていた。

少年が出ていった後、
新妻の緊張が解れて放心している時に電話が鳴り
受話器を取ると夫からで
「いや…今朝のこと悪かったと思って…どうしたの?声が何か変だよ?」
愛しい夫の声を聞いた新妻は一気に今までの恐怖が甦ってきて
「あなた!助けて!たった今、強盗が入ってきて…」とつい叫んでしまう。

その頃、少年はふと物色した時に手に入れた新妻の財布が
まだポケットに入ったままなのに気が付いて
「これから真面目にやるのに、この財布は返さなくてないけないな」
と新妻宅へ引き返し、ドアを開けた時に新妻が受話器を取って
「助けて!たった今、強盗が入ってきて」と通報している(?)のを目撃し

やっぱりこの女も俺を裏切ったんだ!!(# ゜Д゜)と
逆上して後ろから新妻に包丁を深々と突き立てた、というシーンでエンド。

なんつーか、旦那も愛情ゆえにだろけど間が悪すぎ。orz


333 本当にあった怖い名無し:2013/07/22(月) 18:49:51.41
「も」が気になるw

335 本当にあった怖い名無し:2013/07/22(月) 19:23:12.27
失敗したレ・ミゼラブルみたいな話だなww

336 本当にあった怖い名無し:2013/07/22(月) 20:53:19.76
森村誠一でおんなじようなの読んだ

その場合、強盗にがした後
近所の噂好きのうるさいババアに
男がでてくの見られてたことに妻が気づいて
通報すれば浮気とか言いふらされずにすむ!と警察に即電話
逃がしてもらった男はたしか鍵かけないと不用心だよ~とか言いにもどったら?
女が通報真っ最中で裏切りに逆上して殺害
一時は真っ当に生きる決心をしたのに
裏切られたショックで強盗殺人で死刑まっしぐらってカンジだった


340 本当にあった怖い名無し:2013/07/23(火) 01:53:41.01
本来強盗の言うことを聞いてやる義理なんてないからな
人を脅して金品を奪おうとしてた奴に裏切ったも何もないよな

344 本当にあった怖い名無し:2013/07/23(火) 09:00:56.11
本当に改心したのなら逆上することも無いしね

423 本当にあった怖い名無し:2013/07/26(金) 21:43:23.23
>>330が森村誠一「行きずりの殺意」だとして、
本当の話は
(まとめサイトや、このスレで、
 それぞれ書いてあることが微妙に違うからまとめとく)

・ヒロインは人妻、幼い息子がいる。
・夫(けっこう脳天気っぽい)は出張中。
・強盗は17か18の少年。
・少年はもともと勤勉な性格だったが、継母殺して逃走中。
 無一文のためヒロインの家に強盗にきた。

・少年は最初ヒロインを強姦しようかと思ってたが、
 ヒロインの優しさに感激する(高級料理をふるまうなど)。
・途中でヒロインの夫から電話がかかってくるが、ヒロインは通報せず。
・途中で隣の家のうわさ話ずきのババアが、たまたま物を借りに訪ねてくる。
・その時、男物の靴があることに気づかれるが親戚だとごまかす。

・少年に警戒されないように、朝になったら自首することをすすめる。
・無事、朝になり少年は出て行き、ヒロインは餞別に1万円渡す。
・送った直後、隣家のカーテンが動いたため、
 監視していた隣のババアに浮気と思われたとヒロインは判断。
・浮気でないことを証明するためには、とヒロインは警察に通報。
・2万円渡されてたのに気づいて戻った少年が
 通報しているヒロインをみて、裏切られた絶望からヒロイン殺害。

・逮捕後、少年はヒロイン殺害の動機に「とくにありません」とのみ答える。
・不可解な動機による、行きずりの殺人事件としてメディアに取り扱われる。

・なお、特に>>338の「普段と違う反応」とかはなし

 

人間溶解―自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫)
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