まんが日本昔ばなし/「正直庄作の婿入り」

8331/2:2013/12/11(水) 14:41:31.82
まんが日本昔ばなしデータベースよりコピペ

昔、あるところに、村人たち全員が美しい顔立ちという不思議な村があった。
しかしこの村にも、たった一人だけ「庄作」という不細工な男がいた。

庄作は顔立ちは悪かったが、根っからの正直者で働き者だった。
村人達は、不細工でバカ正直な庄作を見下し、
庄作に難癖を言いタダ働きをさせたり魚を横取りしたりした。
だが庄作は嫌な顔せず、いつもニコニコと暮らしていた。

そんな庄作も、胸が痛くなるほど寂しくなる事があった。
一人ぼっちの自分の所に、嫁が来てくれればどんなに良いか・・・と思った庄作は、
村のお地蔵さんにお願いした。


8352/2:2013/12/11(水) 14:42:58.72
すると、突然、お地蔵さんの背後から狐が現れた。
狐が手に持った桜の枝を振ると、あっという間にその場が庄作の結婚式の会場となった。
驚く庄作の横には、大切に思ってくれるキレイな嫁さんが座っていた。
突然の事に驚きながらも、庄作は産まれて初めてとても温かい気持ちに包まれた。

翌朝、村人達はお地蔵さんの横で笑顔で眠る庄作を見つけた。
村人達は、きっと狐に騙されているのだろうと、ますます庄作を馬鹿にするようになった。
だが庄作は、これまで以上にニコニコと、ますます一生懸命に働き通したという。


836 本当にあった怖い名無し:2013/12/11(水) 14:54:23.46
題名書き忘れた。
「正直正作の婿入り」

虐げられ、搾取される正作がいい伴侶を迎える話だと思ったのに、
狐との一夜だけの思い出で、境遇も変わらないままなのが後味わるかった。

 

まんが日本昔ばなし DVD第13巻
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