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385 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/01 17:26
リア厨の頃教科書にあった山川方夫「夏の葬列」
最高に後味悪かったが、好きな話です。

389 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/01 20:10
>>385
白いワンピースの女の子が、爆撃機に撃たれるヤツ??

391 名前:385 投稿日:02/01/02 12:10
間違いや脚色が多々あると思うけど、こんな話。
主人公が幼少の頃戦時中で田舎に疎開していた。
そこでヒロコさんという幾つか年上の女の子と仲良くなる。
その日もヒロコさんと外で遊んでいると敵機の攻撃がやってくる。
皆逃げまどう中、主人公は畑の中へ身を潜める。
すると「そこの白いワンピースの女の子!危ないぞ!隠れていろ!
白い服は目立つから標的になるぞ!」と大人の叫び声が。
ヒロコさんだ。彼女は主人公を助けるため飛び出してきたのだ。
「さぁ、一緒にこっちへ」と安全な場所へ促す彼女を主人公は突き飛ばしてしまう。
「ヒロコさんと一緒にいると目立ってしまう。撃たれてしまう。」と思ったのだ。
突き飛ばされ、物陰から放り出された彼女は撃たれてしまう。
足を撃たれたらしく下半身血塗れで担架で運ばれていく彼女...。
その直後主人公は実家へ戻れる事になり、それっきりだった。

つづく。


392 名前:385 投稿日:02/01/02 12:10
それから数十年後の夏、主人公はあの地へ行ってみることにする。
彼女の元気な(きっと)姿を見て、罪の意識から逃れたかったのである。
そうこうしていると、彼は偶然葬列に出くわす。
先頭の人の持っている黒枠の写真を見ると
それはヒロコさんの面影を残した中年の女性だった。
「ヒロコさんに違いない!」彼は確信した。
彼は後列にいる男の子に話しかけてみる。「この人は足が悪かった?」
「ううん、丈夫だったよ。体は健康だった。」
ヒロコさんはあの時の怪我で辛い思いなどしていなかったのだ!
それどころか健康で、今まで生きていたのだ!
自分は今まで悩むことなどなかったのだ!
嬉しくなった彼は浮かれ、調子に乗ってまた問いかける。
「まだ若そうなのに、このおばちゃんは何故亡くなったの?」
「おばちゃんていうか、もうおばあちゃんだけどね...。」
少年の話によると、この女性は昔空襲で一人娘を亡くして以来気が触れてしまった。
なので、正常だった当時の写真しか残ってないのである。
そう、ヒロコさんはあの時死んでしまったのである。
そしてこの葬列は、あの日以来おかしくなってしまった
ヒロコさんの母親のものだったのだ。
重い事実と後悔を胸に帰路に着く主人公であった...。

うまく書けずにごめん。機会があったらちゃんと本作品読んで見て下さい。


393 名前:名無し 投稿日:02/01/02 12:20
>>391
いや、別に水差す訳じゃないんだけど、疎開するほどの田舎になぜ機銃掃射できるような戦闘機・攻撃機が来たんだろう?
戦略上の重要拠点へ爆撃する機を護衛する任務ならわかるけど。
でも、本土に飛来できたとして、低空まで下りてくるほど航続距離に余裕があったのだろうか?
港湾施設近辺・大都市周辺での話なら、なっとくできるけど、
自分が作戦計画立てる立場なら、撃墜・墜落・燃料切れの恐れある
低空飛行・直接攻撃は禁じて、高空からの爆弾投下のみに厳守させるけどなあ。
ましてや、教科書にのってた話だし。

394 名前:385 投稿日:02/01/02 12:26
ごめん。わいがあほやってん...。
どうか本を読んで下さい。ゆるしてぇ。

397 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 13:44
>>393
四国の山奥ですら機銃掃射がままあったらしいから…

戦闘機なんてめったに見られず、自国機だと思って飛んでくる戦闘機に対して
道のまん中に出て手を振ってたら、なんのこっちゃない敵国機で、当然、掃射。
そんな風にして子供が何人も死んだと親父が言ってた。


404 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 14:28
「夏の葬列」のポイントは、葬式(人が亡くなった)という悲しい事にも関わらず
主人公の「自分は人殺しではなかった」という喜びによる自己中心的な不謹慎さが招いた結果が云々だったような。
事実は変わらないにしても、そもそもそこへ出向いたのも亡くなったかもしれない人の事よりも「自分の為に」だった。
そして葬列を見てそこで帰っていれば
「良かった、ヒロコさんは生きていたんだ」で済んだはずなのに舞い上がって余計な事を聞いてしまう。
最後もヒロコさん達の墓参りもせずに、ひとり勝手に沈んで帰っていく。
クラス中で「何て奴だ!」と話した覚えがあるよ。

405 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 14:29
>>404
でもヒトとはそんなもの・・・

408 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 14:54
今でも中2教科書(教育出版)に乗っていますよ。
東京都出身、享年35歳。山川方夫(やまかわまさお)『夏の葬列』

ヒロコさんが撃たれるシーンの描写がリアルで鬱でした。
(白いワンピースのヒロコさん。白い服は艦載機の絶好の目標になってしまう。
主人公「ぼく」は、助けに来てくれたヒロコさんを全身の力で突き飛ばすのである。)

「…向こうへ行け!」
悲鳴を、彼は聞かなかった。その時強烈な衝撃と轟音が地べたをたたきつけて。芋の葉が空に舞い上がった。
辺りに砂ぼこりのような幕がたって、彼は、彼の手であおむけに突き飛ばされたヒロコさんが
まるでゴムまりのように弾んで空中に浮くのを見た。

主人公の精神の葛藤がリアルに描かれています。
後味は実に悪い話ではありますが、何か考えさせられるものもあります。
機会があったら是非一度読んでみて下さい。 


410 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 16:20
>>408
やっぱその話変だわ。

なんもない田舎を機銃掃射する理由がわからん。
三文小説か。


411 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 16:31
>410 おいおい、教科書に載ってるんだから
粗探しせんで素直に受け止めてやれ。

文句は教育省(?)へ(ワラ


424 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 20:28
>>410
いや、うちの親父も宮津の山の川で泳いでいて
機銃掃射されたぞ。
中にはいるんだろ。狩を楽しみたいやつが。

426 名前:ごめんなさい 投稿日:02/01/02 21:33
上のスレ>>393で戦争の逸話にケチつけたものです。
機銃掃射を実際に体験された方がいるとのこと。
憶測だけで知ったかぶりをした自分があほでした。
申し訳ありませんでした。・・・後味悪し・・・ 

 

夏の葬列 (集英社文庫)
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