ホーム » 小説 » 小説/か行 » ゴールデンケージ(井上夢人)

89 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/17 00:16
これは実際にあった話です。

昭和61年9月、関東地方の農村地帯に住む会社員N氏(48)は、
ある日右腰と太ももに痛みを感じ、針灸(しんきゅう)治療などを受けたが、
病状は悪化するばかりで、ついには腰が腫れ上がって動けなくなった。

昭和62年5月、N氏は日本でも10本の指に入る一流病院、○○○病院に入院した。
病院のエックス線検査で肺に影が見つかり、同年9月、呼吸困難でN氏は死亡した。
同病院は当初炎症かガンの疑いを持っていたが、病状の急激な悪化に疑問を持ち、病理解剖を行ったところ、
体内のあらゆる筋肉組織に体長1~3ミリの白っぽい半透明の線虫が、びっしりと付着していた。

標本を分析し、この寄生虫は「芽殖孤虫(がしょくこちゅう)」とわかった。
腰などの「しこり」は、この寄生虫の固まり(コロニー)だったのである。

芽殖孤虫は、通常は蛇やミジンコなどに寄生していると見られているが、
詳しい宿主やライフサイクルは一切不明。人間の体内に入ると、植物が次々と芽を出すように急速に増殖し、
あらゆる内臓や筋肉、細胞を喰い荒らす、恐ろしい寄生虫である。
特効薬はなく、外科的摘出も数が膨大で不可能。
一度寄生されると、自分の体が虫に喰われていくのをじっと待つしかない。
つまり、致死率は100パーセント。

この寄生虫で死亡した人は史上12例、日本ではこのN氏を含めて6例。


230 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/06/02 21:54
>>89
芽殖孤虫について(?)の短編小説にこんな話があった。
うろ覚えなんで違うところがあるかも知れないけどこんな話。

兄弟がいて兄が優等生、弟がいわゆるDQN。
親も兄にばっか期待して弟はもう見捨てている。
だから弟はそれを知っているからますます反抗的になっていた。
そして兄は兄で、優等生自分にプレッシャーを感じていた。
ある日、兄は自分の体に白い線があるのに気付く。
それが虫の卵らしく、兄はカッターで自分の体に白い線に沿って切り目を入れ卵を取り出す。
しかし、一向に白い線は消えることなく卵を取る作業を繰り返しながら
兄は発狂、一心不乱にカッターを自分の体に当てる。
それを偶然見た弟(兄の事情は兄以外知らない)は「やめろ!」と兄からカッターを取り上げる。
それを見た兄弟の父は弟が兄にカッターを向けていると思い
はげしく弟を叱る(「もう息子じゃない」ぐらいのすごい暴言)
弟はそれを聞いて「やっぱりそうなるのか。」みたいな捨て台詞を吐く。
そこで話は終わり。

これも後味悪いよ。 


296 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/06/07 16:18
>289
井上夢人の短編集で読んだなあ。
タイトルはゴールデンケージとかじゃなかったっけ?
短編集の題名は思い出せん、すまん。

 

あくむ (集英社文庫)
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