瞳の中に

332 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/23 12:12
「泣くなよ。酷なようだが、死んだ人間は、もう帰っては来ない」
「・・・帰って来ないから泣いているのよ。放っておいて」
「放ってはおけない。君のことが好きだから」
「・・・今は、そんなセリフ、聞きたくなかったわ」
「・・・ごめん」

彼女はいつまでも泣き続けた。俺が殺した、アイツを思って。

「・・アイツを殺した犯人は、俺が必ず見つけ出すよ」
こんな卑劣な嘘も吐けるんだ。自分で戦慄した。
「本当に?約束してくれる?」
彼女は泣き顔をあげた。俺の瞳を直視する。
「ああ。見つけたら、殺してやる」
「・・・ありがとう」
彼女の表情からが、俺への感謝よりも、アイツへの愛が溢れていた。

パーン!!!

「見つけたよ。君の瞳のなかに」


333 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/23 12:30

意味が解らん。 

340 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/23 14:39

彼女の目に犯人である自分が映っていたので撃ちました

ってことでしょ。

要は恋敵を殺しても自分のものにならなかった女を殺した話。