ホーム » 小説 » 小説/な行 » 乗越駅の刑罰(筒井康隆)

43 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/02(木) 18:26:43
筒井康隆の短編集『懲戒の部屋』新潮文庫
はこれでもかというくらい後味悪かった。
ぜひ一度読んで下され。

48 名前:43 投稿日:2005/06/02(木) 21:30:15
「乗越駅の刑罰」
主人公が7年ぶりに里帰りをし、乗越駅につきました。
切符を無くしてしまったらしく、田舎なので駅員もいないし100円ほどの料金なので
改札を通ってしまいますが、後ろから駅員に呼び止められます。
駅員は横暴で、主人公がいくら謝っても何かと突っ掛かってきてボコボコに殴ります。
そこでもう一人の駅員が猫を拾ってきますが、駅員は猫を鍋で煮込み始めます。

その後2人にボコボコにされ意識が遠のき始めた頃、主人公の母と弟が迎えにきます。
しかし、母も弟も駅員達と一緒に主人公をバカにし、混ざって主人公をボコボコにします。
もう主人公に立ち上がる力も残っていない頃、猫鍋が出来上がります。
体を押さえつけられ、口を開かされたた主人公の上から熱い鍋が注がれます。
喉も口も胃も焼け爛れていくなか、主人公は7年間も里帰りしなかった当然の報いだと考えます。

全て飲み終わった後電車がつき、ひとりの乗客が改札に近づいてきます。
その乗客はスーツを着た猫でした。猫が駅員に尋ねます。
「私の子供の4匹の子猫を探しているんだが知らないかね?」
駅員は「スープになって食われてしまいました。」と言い、
4人は一斉に主人公を指差します。
猫は主人公に近づく、その見開いた目には死相を浮かべた主人公が映っていた。
 
という話です。ぐぐってみたら過去にテレビドラマ化したみたいです。
なので覚えている方もいるかもしれません。


49 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/02(木) 21:44:29
>>48
後味わるいと言うよりも、
一冊全部読むとメンヘルになりそうだな。

50 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/02(木) 21:44:31
その話、昔読んだときなんとも言えない気持ちになり
部屋の中をぐるぐる歩き回った記憶がある。
ラストで出てくる親ネコの殺気漲る感じがむっさ怖かった(ウロ)

51 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/02(木) 21:44:40
その話をテレビドラマ化!?見てみたいなあソレ。どういう風に映像化したんだろう。

53 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/03(金) 00:59:35
>>48
あーそんなだったのか。
確か昔ホラー漫画家の御茶漬海苔(だっけ?)が
怖い短編としてそれを挙げていた気がする。
猫のスープとかシュールすぎ。

56 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/03(金) 09:21:42
>>51
「怖がる人々」というオムニバス映画の三話目に入ってたはず。
スープにされる猫は、紙袋に動くおもちゃを入れただけで、直接姿を
見せないよう演出されてた。
で、できあがったスープは普通の薄茶色の汁。
最後の親猫は特殊メイクの狼男ならぬ猫男だった。

この映画は五話中二話が筒井原作で、本人もちょい役で出演(自作ではないけど)
してるので、筒井好きなら見て損はないかと。

 

懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉 (新潮文庫)
懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉
(新潮文庫)
怖がる人々(5話オムニバス) [VHS]
怖がる人々
(5話オムニバス)
[VHS]


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...