吸血狩り(小林泰三)
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766 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 02:09:43
- 「吸血狩り」もなかなか後味悪い。 
 主人公の少年が、自分が8歳の頃に体験した夏休みの思い出を語る話。「僕(主人公)」は、夏休みになると田舎の祖父母の家に預けられていた。 
 8歳の夏休み、そこには祖父母と、「僕」と同じ境遇のイトコの姉弟がいた。
 従姉の優ちゃんは15歳。
 彼女は「僕」たちに付き合って、毎日律儀に遊んでくれた。
 だがある日を境に、彼女は一緒に遊ぶ時間を減らしてゆく。
 従姉の態度がおかしいと思った「僕」は、こっそりとあとをつけ、真相を知る。
 彼女は毎日、現在使われていない小屋の中で"吸血鬼"と逢っていた。それ以来「僕」は、従姉をたぶらかす吸血鬼を倒すべく、さまざまな方法を試みる。 
 だが何を使っても吸血鬼は倒れず、「僕」を見くだす態度ばかりを取る。
 追いつめられた「僕」はついに、自作の杭で彼に立ち向かうことを決意した。
 小屋に忍び込み、ベッドの上で従姉に覆い被さっていた吸血鬼の心臓に
 ナイフで鋭く削った杭の先端部分を突き立てる。
 取り乱す従姉と、何かを否定するような仕草を繰り返す吸血鬼。
 けれど「僕」は最後の仕上げにと、全体重を杭にかけ吸血鬼を殺した。この話、主人公の主観でしか語られてないから 
 男は本当に吸血鬼だったのか?それとも…?ってあたりがスッキリしない。
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767 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 02:37:35
- むしろなぜ吸血鬼だと思ったんだろ? 
 それっぽいかっこしてたのかな?
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768 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 02:48:50
- >767 
 従姉妹とセクースしてたオッサンなんだろ。首筋あたり愛撫してたりとかじゃないの?
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790 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 17:21:47
- >>766 
 たしか漫画版の方ではラストで主人公が独房に居る一コマで終わってたな…



