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448 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/11(火) 09:15:49
星新一の「ある帰郷」
都会で暮らししている青年の元に一通の手紙が届く。
内容は田舎で1人暮らししている母親が死んだとのこと。
父親は40歳で亡くなっており、母親は1人暮らしだったのだ。
青年は田舎に帰郷し、葬式を行い、しばらくの間滞在していたのだが村の人たちの様子がどうもおかしい。
自分の方を見てコソコソ話をしているのだが、自分が近づくとごまかしたり、逃げたりするのだ。
理由が知りたくなった青年は手紙を送ってくれた人でもある村長のところへ行き、話しを聞く。
村長は初めは渋っていたのだが、「母親もなくなったことだし、知ってもいいだろう」と話してくれた。
その話によると、昔戦国時代のときに青年の先祖が
「子孫代々、40歳まで生きさせてください」と神に願ったらかなってしまった。
40歳と短いのは戦国時代だから40歳まで生きたら長生きだった。
その話を聞いた青年は実家には結構な財産もあったので死ぬまで遊びまわる事に。
しかし毎日のように遊んでいるとやはり金はなくなってしまい、
893に入り、人を殺しまくる。どうせ40歳までは死なないのだから。
しかしそんなに人を殺していると警察やもっとヤバイところからも目をつけられ、893からも追い出される。
そんなことをしているうちに、40歳の誕生日が近づいてきた。
青年は死ぬ間際ぐらいは実家へ戻る事にし、帰郷した。
帰郷して村長のところに行き、話していると村長が
「忘れていたが、母親が死ぬ間際に書いた書き置きが見つかった。君に渡そう」
と言って一通の手紙を渡す。内容はこんなものだった。
「私の夫が40歳で死ぬ事を知り、私は恐ろしくなり、代々長命な人と浮気をしました。あなたはその人の子供です…」

450 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/07/11(火) 11:19:28
>>448
ひどいや村長。

 

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