ひみつ(ももち麗子)

724 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 18:28:04
たった今読んだ少女漫画が('A`)

主人公の女の子はデートの後に家まで歩いて帰っていた。
いつもたむろしているDQNたちが、主人公に向かって空き缶を投げてきた。
だけどこういう風にちょっかいを出してくるのはいつもの事だし、
怒ったりして相手にわざわざ歯向かったり、道を引き返す事もなく、
いつものようにスルーして通り過ぎようとしたところ、いきなりDQNたちが襲いかかってきた。
まだ明るい時間帯でどこかから子供たちの笑い声がし、道を少し抜ければ人が歩いているような場所。
だがDQNたちに口を塞がれた主人公は悲鳴すらあげられないまま、建物の中に引きずられていった。
「彼氏のでも想像してろよ」ガクブルする主人公にそう言い、DQNはズボンを下した。

ボロボロの格好で帰宅する主人公。「あ…あ……」とうわ言をつぶやくだけ。
全てを察した両親は主人公を後部座席に乗せ、警察へと車を走らせる。
だが途中で主人公は言う。写真を撮られた。警察に行ったらばらまかれると。
泣き寝入りせざるを得ない。主人公は母と共に祖母の家で療養する事になった。
あの日から生理がこない。妊娠におびえながら、夏休みがすぎても家に帰れない主人公。
だがやがて生理が来た。登下校は両親の送り迎えだが、主人公はまた学校に通い始める。
そろそろ慣れて来たので大丈夫だろうと一人で下校したところにDQNが現れる。
「もっかいやらせろよ 一回やるたびに写真いちまい返すから」
主人公は写真を全て奪い取り、走り逃げる。そこで友人たちに遭遇した。
写真を見られてしまい、主人公が輪姦された事を友人たちに知られてしまった。
「フェラさせられたんなら噛み千切ればよかったのに」
泣きながら言う友人。主人公はフェラの感触を思い出して嘔吐。
翌日学校に行った主人公は、みんなが何かを噂しているのを聞く。
「もしかしてみんなにばらしたの!?」友人たちに詰め寄る主人公。
友人たちは言うわけないじゃんと悲しそうに言う。主人公が過敏になりすぎていただけだった。
自分は友人を疑うような人間なのかと主人公は自己嫌悪する。


725 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 18:33:20
もしあの日、自分がなにか武器を持っていたら抵抗できていたのだろうか……
主人公はそう思い、もう二度とあんな事がないようにとカッターを持ち歩くようになった。
先生が主人公に用事を頼んできた。先生の吸う煙草の匂いに眩暈を感じる主人公。
この煙草はあの日DQNが吸っていたのと同じものだ。
廊下を通る生徒が缶を落とした。その音に、悪夢のはじまった瞬間を思い出す主人公。
あの日の出来事がフラッシュバックして、
わけのわからない状態になった主人公は先生をカッターで斬りつけてしまう。
幸い大した怪我ではなかったが、主人公の両親が学校に呼び出された。
両親はひたすら頭を下げて許し乞い「どうか娘を許して下さい」と涙を流した。

最近の主人公の様子を不審に思っていた彼氏。傷害事件でそれは決定的なものとなった。
家にやってきて理由を聞く彼氏に、ためらいながらも主人公は全てを打ち明ける。
「なんで死んででも守らなかったんだ!!いくらでも抵抗できたはずだろう!」
彼氏は激昂する。
ナイフをつきつけられて悲鳴すら上げられなかった主人公を彼氏は責め、そのまま走り去って行った。
やがて主人公は家族と共に引っ越した。


727 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 19:14:18
>>725
それハッピーエンドだよ。
雑誌の方で読んだのかな?

731 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/17(木) 20:23:36
両親の反対を押し切ってカレと再び付き合いだす。
で、なんとか普通のカップルみたいにエッチしようと頑張るけれど
恐怖がよみがえってきて出来ない。
途中忘れたけど、カレは主人公とは違う、「男」という生き物だ。
もし主人公の気が済むなら割れたガラスで男性器を切ってもいいと言う。
そうなんだ、と主人公が思い直す。
最後は主人公をレイプした犯人が別の事件で捕まり、
起訴するか迷っていることを彼に言う。
カレは主人公が幸せになることが一番の復讐なんだからといって終わり

みたいじゃなかったっけ。
織田裕二のドラマに似てるなと思って印象的だった

 

ひみつ (講談社コミックスデザート (52巻))
ひみつ
(講談社コミックスデザート (52巻))