ホーム » 小説 » 小説/か行 » 吉里吉里人(井上ひさし)

550 名前:1/2 投稿日:2006/09/12(火) 20:14:34
井上ひさし 「吉里吉里人」

作家の古橋(売れない、頭悪い)が特急列車で旅行中、
岩手県の吉里吉里村を通りかかったところ、
偶然その吉里吉里村の日本からの独立戦争に巻き込まれて、逮捕されてしまう。
そして首都へ連れて行かれるが、古橋は徐々に吉里吉里国の素晴らしさに惹かれていく。
古橋は吉里吉里国への永住をみとめられ、この国でたった一人の作家と言うことで優遇され、
吉里吉里国の女性とも婚約する。
だが、古橋と一緒にやって来た編集者は日本に帰りたがり、脱走する。
やがて戦火は拡大していき、古橋と吉里吉里国大統領が一緒に視察を行っているところへ
敵兵が乱入。他の人達は大統領がいることがばれないよういろいろ細工をしていたのだが、
古橋が口を滑らせたことにより大統領であることがばれてしまう。


551 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/12(火) 20:16:05
手榴弾で爆殺される大統領。同じく爆発に巻き込まれた古橋も虫の息であった。
大統領は、古橋が後継の大統領になることを皆に告げ、息絶える。
大統領となった古橋は治療のため入院。その病院内で、
たまたま吉里吉里国の国庫の隠し場所を知ってしまう。
完治後、記者会見を開く古橋。そこへあの編集者がやってくる。
「古橋先生、僕と逃げてください。先生は担がれてるだけなんです。」
といったことを古橋に告げるが、古橋はそれに対して反論する。
しかも、反論の中で国庫の隠し場所をうっかり言ってしまう。
それを聞いていた聴衆が一斉に拳銃を取り出した。
ここに集まっていたのは、皆、吉里吉里国の独立を阻もうとする工作員達だったのだ。
国庫の在処を知った以上、もう古橋らを生かしておく必要はない。
吉里吉里国の人々は全員殺され、独立は失敗に終わる。

目論見が全てあほな作家によってつぶされてしまうところが後味悪かった。


556 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/12(火) 21:09:31
吉里吉里ってほんとにある岩手の地名だよね。
なんてことない田舎。
なんでまた吉里吉里…。

 

吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)
吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)
吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...