ホーム » 小説 » 小説/な行 » にせもの(フィリップ・K.ディック)

447 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/25(月) 13:26:13
星さんのショートショートらしい話も出たので、
小学生の頃に読んだ…後味が悪いってか、なんともいえない話。おもしろいかも。

地球が異星人と戦争状態になっている時代が舞台で、主人公は地球軍の軍人。
ある日、地球に侵入したエイリアン軍部隊との戦闘かなんかで主人公の迎撃部隊が全滅。
主人公は奇跡的に助かったところを味方に救出される。
しかし地球軍は、主人公が非常に精巧に作られた敵のスパイロボットではないか、と疑いをかける。
最近、エイリアン軍側が戦場に地球人そっくりのスパイロボットを残していく、という例があったからだ。
口述検査、内科検査などではまったく本人と見分けがつかないほど精巧に作られており、
一定期間が経過する?と水爆級の自爆を起こすため、普通の人間なら死んでしまうほどの実験=事実上の処刑、
を受けなくてはならないことが決定した。
主人公は、部下達を戦死させたことを悔いるだけでなく、
奇跡的に生き残ってしまったことを悔い、「実験」を受ける前に脱走をする。


448 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/25(月) 13:27:56
地球軍は脱走した主人公をスパイロボットだと断定し、追跡部隊に自爆する前に射殺せよとの命令を出す。
そして主人公は追い詰められ、よりによって親友の兵士Aに銃を向けられることになる。
主人公は、おそらく身柄拘束ではなく射殺を命じられているだろうAに向かって懸命に説得を行う。
Aは、軍の命令と、親しかった主人公の命を秤にかけることになり、葛藤する。
…親友だった主人公を今ここで射殺すれば、スパイロボットだった場合に多くの人命が救われる。
失われる人命は、親友だった主人公の命だけで済む…
しかしAはとうとう主人公を信じ、銃を下ろす。

その爆発は太陽系外にあるエイリアン軍の拠点からも観測できた。

細かい設定は忘れましたが、だいたいこんなお話。

ずっと主人公の視点で書かれていたから、消防の頃は( ゚Д゚)…!?
って思った。なんともいえない読後感に浸りました。


497 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/25(月) 23:04:47
>447
フィリップKディックだたよな?

506 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/25(月) 23:58:49
>>497
変種三号?だったっけ?
だったら違うような希ガス

507 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 00:14:14
>>506
ちくまかどこかからの、海外物をジュブナイル翻案して出してる奴じゃないか?
あれだったらその程度の改変やるぞ

530 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 12:55:47
>>506
P.K.ディックで合ってるけど「にせもの」だと思う。
原作のオチは、にせもの(人間爆弾)だと疑われ、
何とか誤解を解こうと逃亡の挙句ににせものの残骸らしきものを発見、にせものは地球到着時の事故で壊れていた、
これを皆に見せれば疑いは解ける、と喜んだが
よく見るとそれは本物の自分の死体。驚愕した瞬間に大爆発。
「自分を疑う気持ち」が起爆の引き金になっていた、
というもの。

 

ディック傑作集〈1〉パーキー・パットの日々 (ハヤカワ文庫SF)
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