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188 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/11/03(金) 16:48:41
宮沢 賢治の「ツェねずみ」
主人公のツェねずみは性格が悪く、屋根裏で同居しているほうきや時計に喧嘩を売っては嫌われていた。
(粗暴なわけでなく、卑屈で底意地が悪い。常に敬語なので一見礼儀正しいが非常に被害者意識が強い)
ある日、ツェねずみは人間のしかけた罠にひっかかる。
泣きながらほうきや時計に助けを求めるが誰も助けてくれず、餓死する。
その描写がまた、きつい。
子供向けの絵本なのでなんだが罠にひっかかって泣きながら懇願しているネズミと、
ツェねずみから目をそらしているほうきも時計が優しく可愛らしいタッチの挿絵で描かれている。
ツェねずみも必死で「今までのことは反省します。助けて、死にたくない」と懇願し続けるが聞き入れられず
次ぺージで唐突び「ツェねずみの墓」が描かれていてジ・エンド。
当時幼稚園だった俺は泣きそうになった。

 

宮沢賢治全集〈5〉貝の火・よだかの星・カイロ団長ほか (ちくま文庫)
宮沢賢治全集〈5〉
貝の火・よだかの星・
カイロ団長ほか (ちくま文庫)
ツェねずみ (フォア文庫)
ツェねずみ
(フォア文庫)
ツェねずみ (ミキハウスの宮沢賢治絵本)
ツェねずみ
(ミキハウスの宮沢賢治絵本)


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