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128 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/16(土) 02:31:25
宮部みゆきの名も無き毒

本筋の事件の顛末も後味悪いんだけど登場する基地害嘘吐き女が
実の家族にしたいやがらせが想像超えてた。

女に対する虐待などは全く無い。
寧ろ自分の実力以上の事をできると吹聴して引っ込みが付かなくなり
挙句に逆切れする基地害女をずっと見捨てずにいた立派な両親と兄。
その兄の結婚式で「私は兄に幼女の頃からレイープされていた」とスピーチ。
もちろん事実無根なんだけどこの基地害女は言ってるうちに自分も本当だと
思い込んでしまう本物電波なのですごい迫真の演技。
一生に一度の一番幸せな日が地獄の一日に。新婦は後日自殺。

で、そんだけのことした理由が「私以外の人が幸せになるのはずるい」
それならせめて大反対すればいいのに表面上は賛成しておいてから
一番ダメージのある方法を選んだっていうのが恐ろしい。
あと、自分が嫌悪感があるから一層そう思うのかもしれないけど
近親相姦なんて考えた事もない兄が妹からその手の濡れ衣着せられたらって
もう生理的な吐き気がする。

上にも書いたように本筋の事件じゃないから両親・兄はどうしているのか不明。
一応勘当し離れて暮らしてるらしい。でも親は完全に見捨てられてない様子。
基地害女はとりあえず(他の事件で)刑務所に入ったけどいずれ出てくるだろうし
書かれてないだけに嫌な事想像してしまう。

 

名もなき毒 (文春文庫)
名もなき毒 (文春文庫)


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