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872 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/25(月) 12:01:36
似たもの夫婦

主人公は幼い兄弟。
兄はしけたビスケットをみつける、中には5枚。
弟と2枚ずつ分け、残り1枚は半分にする。
少しは、おなかの足しにはなるだろう。
時計は夜の11時を回っている、両親は帰ってこない。
冷蔵庫のものはあらかた食べた。
もう、しけたビスケットしかない。
弟に聞く「おかあさんはなにか言ってなかったか?」
「そういえば、”あなたたちは、お母さんがいなくなっても大丈夫よね?”って言ってた」
答える弟。
兄は思い出す”おとうさんもそんなことを言っていた”ことを。
幼い兄弟は知らない。二人の両親が凄く仲が悪いという事を、
そして同時に同じ事を考え、行動することを・・・
夜はふけていく、両親は二度と戻らない。

阿刀田高。

 

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