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154 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/28(木) 20:56:31
『200X年のゲームキッズ』
未来の世界のある高校の野球部の同窓会があった。
すっかり年寄りになった監督を含め、20年振りの昔話に華を咲かせる主人公と仲間達。
しかし、話はどうしても甲子園最後の試合で敗北した話になってしまう。
そこでバーチャルゲームを使ってあのときの試合をやり直そうということになる。
そのバーチャルゲームは、プレイヤーを若返らせ
主人野球ができるときの体に戻し、仮想の対戦相手を提供してくれるというシロモノ。
オッサンになった主人公達は高校時代の球児の身体に戻り、
監督もすっかり若くなって、ハツラツとした鬼軍曹になった。
対戦相手は当然甲子園で自分達を負かしたチーム。
八回まで主人公達は互角の熱戦を繰り広げるが、
最終回に相手に一点取られてその裏、ワンアウト・ランナー三塁で打席は主人公。
土壇場の状況で主人公は20年前に全く同じ状況で、
監督にスクイズのサインを出されダブルプレイで試合終了だったことを思い出す。

156 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/28(木) 21:03:23
主人公は自問自答する。なぜこの試合で後悔してるだろう?
それは試合に負けた結果ではなく、中途半端な形で終わったからなんだと気付く。
負けるにしても自分の力を出し切って終わりたかったのだと。
主人公はベンチを見る。監督のサインはスクイズだった。
仲間達は「お前の悔いのないようやれ」と目で訴える。
しつこくスクイズのサインを出す監督。主人公はあの時本当にやりたかったことを実行しようと決意する。
おもむろに打席を外した主人公は、ベンチに近付き監督の頭を白球だと思い、
頭部めがけてバットをフルスイングした。
カキーン…。

158 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/28(木) 21:12:16
それを聞いた主人公は自分の行動を恥じ、
バーチャルゲーム内で永遠にバントの練習をするのであった。

…スマン。俺が小学生のときファミ通に連載されてたショート・ショート。
今読むと大したことないが、当時は毎回毎回救いのない話にwktkして立ち読みしてた。
歪んだ大人になるのは約束されてたようなもんだ。


160 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/06/28(木) 21:18:40
救いが無いっつーか、支離滅裂

 

2000年のゲーム・キッズ(下) (星海社文庫)
2000年のゲーム・キッズ(下) (星海社文庫)


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