ホーム » 小説 » 小説/あ行 » 愚かな鳩(佐野洋)

845 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/30(月) 23:30:15
作者は忘れたけど、確か「鳩」という小説。「愚かな鳩」だったかも。
———————————————
主人公のもとに、息子の婚約者が自殺したとの知らせが入る。
遺書には「何もかもが嫌になった」みたいなことが書いてあった(と思う)。
婚約者の部屋には金の入った封筒が置いてあったらしい。
落ち込む息子を慰めつつも、もともと水商売(バー勤めか何か)の婚約者を嫌っていた
主人公の妻が「可哀相だけど、あんな女はすぐに忘れていい人と結婚するといいわ」
みたいなことを言うのにちょっともやもやする。

自殺した婚約者には死の少し前に情交した痕跡があり、そのことで息子は警察の
取調べを受けるが、息子にはアリバイがありすぐに解放される。
しかし、息子でないなら誰と関係を持ったのか、何故自殺したのか疑問に思う主人公。
そんな時、自棄酒で酔っ払った息子から主人公をなじる電話が入る。
「あんたが彼女を追い詰めたんだろ?母さんにつつかれて。まるで愚かな鳩だ。
彼女いた店の人に聞いたよ、俺の父親と名乗る人間が来たって」
しかし、主人公は覚えがない。ますます謎が深まり、主人公は自分なりに推理をめぐらす。


846 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/30(月) 23:32:06
一つの推論に達した主人公は、息子を説き伏せて二人で婚約者が勤めていた店に赴く。
「店に来た父親ってこいつだろ?」という息子に対し、店の人間は
「冗談ばっかり。お父さんってこの間来たハンサムな人でしょ、あなたにそっくりだったし」と否定する。
どういうことかと驚く息子に、主人公は自分の推測を語る。

未来の義父を名乗る男に声をかけられた婚約者は、男の「住んでいる所を見てもいいか」
という言葉に張り切ってもてなそうと家に招いたのだろう。
しかし家に着くと男は豹変して彼女をレイプし、金の入った封筒を置いていったのだろう。
売春としての金か、主人公の息子との手切れ金のつもりか。
どちらにしろ、未来の義父母がそんな手を使ってまで別れさせようとしている事に絶望して、
彼女は自殺したのだろう。
おそらくその男は、母親(主人公の妻)に依頼されてやったに違いないのだから。

呆然としながら、「しかし、その男は一体誰なんだ…」と言う息子に、主人公は心の中で呟く。
その男がどこの誰かは分からない。しかし、妻がそんなことを頼むような間柄の相手。
そしてその男はお前とそっくりな容貌。想像はつくじゃないか。
———————————————
あらすじしか覚えてなくて作者名も題名もうろ覚えでごめん。
もし知ってる人がいたら教えてくれたら読み返しにいきます。


847 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/30(月) 23:37:25
>>845-846
むっぎゃー!その母親殺してえぇぇ!!

848 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/30(月) 23:39:06
隠し子?

849 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/30(月) 23:40:55
>>848妻の愛人で息子の実の親

850 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/31(火) 00:01:09
真正面から後味悪い。

でも真相が主人公&息子に知れたのは
少しはマシなのか。
知らないほうが良かったのかもしれないが。


851 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/31(火) 00:02:53
え、息子と主人公に血のつながりがないって描写があるの?
単に母方の伯父とか親戚かと思ったんだが。

855 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/31(火) 00:07:24
>>851
そんなの無くても普通に読んでれば作者の言いたい事位解るでしょーが

君は究極の理数系脳か


856 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/31(火) 00:10:13
ごめん自分理系だ…
あと、ぐぐってみたら作者は佐野洋、タイトルは「愚かな鳩」みたい。

859 名前:845 投稿日:2007/07/31(火) 00:29:23
何度もごめん、確か原文には「主人公(冴えない)と息子(イケメン)は
似てないけど、店にやってきた男は息子とよく似たハンサム中年だった」と
いう描写があったんだ。
分かりにくい書き方でごめん。

861 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/31(火) 00:40:56
>>859
いや、分かりやすかったし面白かったよ。
久々に直球で良かった。

 

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