明日があるなら(シドニー・シェルダン)

202 名前:1/2 投稿日:2007/12/20(木) 01:49:37
「女囚にいびられる」で思い出した。「明日があるなら」という昔の小説。

主人公は田舎暮らしの平凡な女だったが、DQNに婚約者と母親を殺される。
DQNは街の有力者だったため警察は当てにならず捕まりもしない。
思い詰めた主人公は自らの手で復讐しようとDQN家に乗り込むが、返り討ちにあってレイプされる。
さらにDQNが不法侵入されたと訴えたため、不法侵入および殺人未遂で逮捕された。
刑務所送りになった主人公は身体を隅々まで調べられる屈辱的な検査を受ける。
ぶちこまれた監房では女囚達に暴力を受け、またレイプされた。

そこに至って主人公は「ぜってーDQNぶっ殺してやる」と決意する。
主人公は女囚のボスを味方につけ、刑務所の情報を把握して脱獄する。
何はともあれ金が必要だった主人公は詐欺師になった。
天性の詐欺師だった主人公は次々に大ばくちを打って大金を手にしていく。
詐欺の才能を利用してDQNを地獄に陥れた主人公は、やがて詐欺組織に目をつけられた。
詐欺組織に属した主人公は相棒をつけられる。相棒は男だった。


203 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/20(木) 01:50:50
「二度と男は信用しねー」と用心する主人公だったが、
相棒は主人公を上回る詐欺師だった。あっさり騙されて金を奪われる主人公。

実は相棒もまた「女はビッチビッチくそビッチ!死ね!」な男だった。
愛してる女と結婚して幸福に暮らしていたが、幸せと思っていたのは相棒だけだった。
妻は結婚する以前から浮気三昧のくそビッチで、結婚後は相棒の友人達と寝ていた。
妻の行状を親族達も知っていて裏で相棒をあざ笑っていた。
全てに絶望した相棒は、妻と親族を詐欺にかけて全財産奪って姿を消した。

似たような二人は結局恋に落ちる。
もともと「好きな女と子供と一緒に幸せに暮らしたい」願望を持つ相棒は、
犯罪から足を洗って二人で静かに暮らそうと説得する。
最初は迷っていた主人公だが、最後は決心した。
二人は別々に組織から逃亡し落ち合う約束を交わして一時別れる。

約束の場所へ向かう途中、主人公は一人の男と出会う。
そいつはかつて主人公が獲物と狙って偶然が重なり騙せなかった男だった。
相棒との約束は頭の隅に放り出し、主人公は獲物に近づいていった…

相棒、女見る目なさすぎるよ…orz


204 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/20(木) 02:15:39
またしても裏切られたのか

205 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/20(木) 02:34:29
つーか、最初のDQNというよりカスはどうなった

206 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/20(木) 03:17:43
地獄に陥れたってあるぞ

207 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/20(木) 05:56:16
>>202-203
読み易いまとめ、乙です。
小説とか映画って一般的に一度でも犯罪を犯したキャラは
幸せになれない、なっちゃいけない、みたいな暗黙ルールあるじゃないですか。
この話の主人公相棒も、境遇が不幸で凄い可哀想なのに
詐欺という犯罪をしまくったから、不幸フラグがたっちゃったんですね。

208 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/20(木) 06:53:34
主人公は組織から逃げるのを辞めたってことなら、
相棒は主人公の居場所がわかるってことだよな
物凄いことになりそうだなw

 

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