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792 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/03(土) 22:27:31
小池真理子 「泣かない女」

男は、すがりついて泣く女が見てみたいという欲望があった。

控えめで貞淑だと思っていた彼女が、
実は、男の家柄・学歴が目的で結婚を企み、童貞だった男を馬鹿にし、
男の従兄弟と浮気をしていることを知る。

男は、彼女を懲らしめる&すがりついて泣く姿を見るという一石二鳥のことを思いつく。
彼女を祖父の別荘の古い屋敷にに連れて行き、
この別荘では、幾度も殺人が行われ、
実は自分は、幼女誘拐殺人事件の犯人だと言って怯えさし、
彼女を部屋に閉じ込め、屋根裏から彼女を観察し恐怖で泣き叫んでいるところに戻り、
これは冗談だよと言い、ほっとして彼女が自分にすがりついて泣く…よう計画する。

閉じ込められた女は、泣きながらも、気を落ち着けるためかタバコを吸いながら、
高いところにある窓の下に、ポリタンクを持って行き台にして、脱出に成功。
出るときの勢いで倒れたポリタンクから灯油が漏れ、タバコの吸殻に引火。

男は、あわてて屋根裏から出ようとしたが、鍵がかかってしまい出ることが出来ない。
パニックで出口を探していると、幼女の死体を発見する。
従兄弟の車に乗ったときに見たハンカチだと思ったものは幼女のブラウスの生地の一部…
従兄弟が幼児誘拐殺人の犯人だった。
男と幼女の焼死体が発見され、逃げた彼女が男を幼女殺人の犯人と言うだろう
…と絶望的な状態で男は思う。


793 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/03(土) 22:36:24
主人公の男が馬鹿で笑えるな

794 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/04(日) 14:57:43
>>792
それは、後味の悪い話でなく、痛快な話だろう。

 

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